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プリンセス・キャロライン砲台(プリンセス・キャロラインほうだい、)は、イギリスの海外領土であるジブラルタルにある砲台。プリンセス・キャロライン展望台とも呼ばれる。これはの北端にあり、ウィリスズ・ロードとクィーンズ・ロードが交わるところにある。近くのプリンセス・アン砲台は、しばしばこの砲台と取り違えられることがある。プリンセス・キャロライン砲台は1732年に造られ、 ジョージ2世の娘である王女にちなんで名付けられた。そして1905年に改修され、6インチのマークVII砲が弾薬庫の真上に据えられた。のち砲台は廃され、大砲は撤去された。地下の弾薬庫は記念室を含む軍事遺産センター (Military Heritage Centre) となっている。 == 歴史 == プリンセス・キャロライン砲台は、イベリア半島南端にあるイギリスの海外領土であるジブラルタルにある。この砲台はアッパー・ロック自然保護区の北端にあり、下にムーア城、上にプリンセス・アン砲台がある。場所はウィリスズ・ロードとクィーンズ・ロードの交わるところで、町からは前者でアクセスする〔 - "Upper Rock Nature Reserve" をクリックのこと〕〔。この砲台は1732年に造られ、ジョージ2世の三女であるキャロライン王女にちなんで名付けられた。しばしばプリンセス・アン砲台と取り違えられることがあるが、それはプリンセス・キャロライン砲台が面するウィリスズ・ロードの交差点を通ってアクセスされるからである〔〔。 この砲台はジブラルタル包囲戦で使われ、修繕が必要になった。1871年には、9インチの施条式先込め砲と、エルズウィク・オードナンス・カンパニー製の砲架・プラットフォームが据え付けられた。1905年、砲台は改装され、弾薬庫の直上に6インチのマークVII砲が据え付けられた。今は砲台は廃されて大砲は撤去されたが、弾薬の供給に使った当時の昇降機は今も残っている〔〔 - "Upper Rock Nature Reserve" をクリック、さらに "Princess Caroline's Battery and Military Heritage Centre" をクリック。〕。6インチの弾丸を打ち出すための火薬は、一つの部屋に収められ、そこには3つの小さな窪みで作った小窓があった。それぞれの窓にはランタンが置かれ、裸火による危険がないようにして弾薬庫を照らした。火薬は床の高さにある搬出用昇降口から運び出され、昇降機で持ち上げられ、大砲についている兵士らに渡された。火花による不慮の爆発事故を防ぐため、兵士らは隣の離れで衣類を着替え、特製の靴まで身につけた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プリンセス・キャロライン砲台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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