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プレリュード・ノン・ムジュレ : ミニ英和和英辞書
プレリュード・ノン・ムジュレ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

プレリュード・ノン・ムジュレ : ウィキペディア日本語版
プレリュード・ノン・ムジュレ[ちょうおん]

プレリュード・ノン・ムジュレ (仏語:prélude non mesuré 英語:unmeasured prelude / non-measured prelude) は、規則正しい拍子リズムを持たず、非定量的な記譜法で書かれたプレリュードを指す用語である。特に17世紀後半のフランスクラヴサン音楽に典型的な様式である。
プレリュード・ノン・ムジュレは様々な方法で記譜されるが、一般に記譜されている音符音価は実際に演奏される音の長さを表さず、小節線も書かれない。
しかしながらプレリュード・ノン・ムジュレの多くは注意深く構成された作品であり、未完成なスケッチというわけではない。
==起源と背景==
プレリュードのための非定量的な記譜法は、演奏前に調弦を試す意図を持っていたリュートのためのプレリュードのなかで生まれた。この種のリュート曲の作例は1630年頃に遡る。
リュートのためのプレリュード・ノン・ムジュレは、17世紀の間に、即興的な性格を維持したまま、より複雑に、より長大に発展したが、17世紀の終わりとともに廃れた。重要な作曲家として、ピエール・ゴーティエルネ・メッサンジョージェルマン・ピネルドニ・ゴーティエらの名が挙げられる。
またヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれた非定量的作品もあり、サント=コロンブやの作品に見られる。
クラヴサンのためのプレリュード・ノン・ムジュレは、これらの音楽からの影響に加え、ジローラモ・フレスコバルディトッカータのように、定量的な記譜法で書かれながらも、自由なリズムで演奏されるべき鍵盤楽曲の存在を母体として生まれたと考えられている。
クラヴサンのためのプレリュード・ノン・ムジュレには50曲以上の例が見られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プレリュード・ノン・ムジュレ」の詳細全文を読む




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