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プーマ装甲歩兵戦闘車(プーマそうこうほへいせんとうしゃ、、)は、ドイツのPSM社が開発した歩兵戦闘車である。 マルダー歩兵戦闘車の後継として、2010年から2020年にかけてドイツ連邦軍に計410両が配備される予定である。5両のプレシリーズ車両と関連サービスは合わせて3億5,000万ユーロで調達された。405両の量産車両は30億ユーロ(1両当たり約12億円)で調達される予定である〔Rheinmetall and Krauss-Maffei Wegmann to supply Bundeswehr with new IFV 〕。 == 特徴 == === 火力 === プーマの砲塔は完全な無人で、車長及び砲手は車体内からサイト及び砲塔を遠隔操作する。砲塔上には全周旋回可能な車長用光学サイトがありハンターキラー能力を有している。 主武装となるMK30-2/ABM 30mm機関砲の最大発射速度は毎分200発で最大有効射程は3000m。基本使用弾種はAPFSDS-T(装弾筒付翼安定曳光徹甲弾)とKETF(空中破裂弾: Air Burst Munition, ABM)の二種類だが他の弾種も使用可能である。APFSDS-Tは主に中装甲車両に対して使用され、KETFは時限信管式で多目的に使用される。 機関砲弾の給弾は二種類の弾種の連続交互発射を可能にする二重弾薬装填システムであり、砲塔内に即応弾200発、車体内に予備弾200発の計400発の弾薬を搭載している。 画像:Rheinmetall 30 mm MK 30-2 ABM autocannon.jpg|MK30-2/ABM 30mm機関砲 画像:MG-4.JPG|MG4 5.56mm軽機関銃 副武装は機関砲同軸のMG4 5.56mm軽機関銃で、即応弾1000発、予備弾1000発の計2000発の弾薬を搭載している。また、既存のインターフェースに遠隔操作式擲弾発射機や誘導ミサイルシステムを取り付ける事も可能となっている。 現在公開されているプレシリーズ車両の車体後部左側には、近接防御用(50m程度)の遠隔操作式6連装76mm擲弾発射装置が取り付けられており、これは約90度の旋回範囲を持つという。また、車体後部左右及び車体後部両側面には近接観測用の小型カメラが埋め込まれた箇所があり、必要に応じて反転させる事で外部の状況を確認出来る様になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プーマ装甲歩兵戦闘車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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