|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 円 : [まる, えん] 【名詞】 1. (1) Yen 2. money 3. (2) circle ・ 円形 : [まるがた] 【名詞】 1. (1) round shape 2. circle 3. (2) circular form ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ 闘技 : [とうぎ] 【名詞】 1. competition 2. contest ・ 闘技場 : [とうぎじょう] (n) arena ・ 技 : [わざ] 【名詞】 1. art 2. technique ・ 場 : [ば] 【名詞】 1. place 2. field (physics)
プーラ円形闘技場(,)またはプーラ・アレナ(,)は、クロアチア北西部のイストリア半島先端のプーラにある古代ローマ時代に造られた円形闘技場。 古代ローマ時代には剣闘士の戦いや剣闘士と猛獣の戦いなどの見世物が、中世には騎士の模擬戦争が行われた〔Amphitheater, by Pula Tourism Office http://www.pulainfo.hr/en/main-highlights/main-highlights/0/amphitheater/538/〕。現在はコンサートや映画祭等の会場〔として用いるため、陸側の下層階客席などが復元されている。また剣闘士の戦いのショー〔が行われることもある。 == 概要 == この闘技場はローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)〔から第9代皇帝ウェスパシアヌス(在位 69年 - 79年)〔の治世のころ、中央政府の予算にて建設されたと考えられている。建物はアドリア海に向かって傾斜する斜面に建てられていて、長辺132.5m、短辺105.1mの楕円形で敷地面積11,466m2であり〔The Amphitheater, by Archaeology Museum of Istria http://www.ami-pula.hr/en/collections-on-other-locations/amphitheater/amphitheater/〕、中央の平らな競技スペース(アレナ)も67.9m×41.6mの楕円形である。また、地上からの高さは海側の最も高い所で32.45mである〔。客席部分の建物は、海側において地上から嵩上げに使われた壁の外観を呈する1階部分と、アーチ構造のファサードを持つ2階から4階となっており、総観客数23,000人を収容できた〔と考えられている。なお、コンサート会場等として改修された現在の観客収容数は約5,000人である〔。 楕円の長辺の南側はプーラ旧市街方向を向いており、わずかに大きな4m幅のアーチを持つ施設のメイン・ゲートとなっている。2階部分のアーチ窓は楕円の全周で72箇所あり、最上階の4階の長方形の窓は長辺・短辺端の4箇所の塔構造の部分を除いて全周で64箇所である〔。 競技スペースの下には地階があり、出し物に使われる猛獣等を格納したり、資機材を保管するために使われていたと考えられている。現在、地階は出土品の展示スペースとなっている〔An Exhibition in the Subterranean Section of the Amphitheater, by Archaeology Museum of Istria http://www.ami-pula.hr/en/collections-on-other-locations/amphitheater/an-exhibition-in-the-subterranean-section-of-the-amphitheater/〕。 5世紀頃には闘技場は使われなくなり〔、その石材が他の建物の建築資材として持ち去られ、廃墟となっていった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プーラ円形闘技場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|