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ヘグラマイマイ : ミニ英和和英辞書
ヘグラマイマイ[らま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラマ : [らま]
 【名詞】 1. (1) (Dalai) Lama 2. (2) llama 3. (P), (n) (1) (Dalai) Lama/(2) llama

ヘグラマイマイ ( リダイレクト:ヒダリマキマイマイ ) : ウィキペディア日本語版
ヒダリマキマイマイ[らま]

ヒダリマキマイマイ(左巻蝸牛)、学名 ''Euhadra quaesita'' は、有肺目オナジマイマイ科に分類されるカタツムリの一種。日本の本州北部と周辺島嶼に分布し、比較的目に付く機会も多い。また、チャイロヒダリマキマイマイ(茶色左巻蝸牛)''E. q. Montium''、ヘグラマイマイ(舳倉蝸牛)''E. q. heguraensis'' の2亜種が知られる。

==特徴==
成貝は殻高33mm・殻径50mm前後。やや高い円錐形で、和名通り左巻きである。左巻きの巻貝は珍しく、学名にある"''quaesita''"も「稀な」という意味がある。殻色は黄褐色-褐色、殻表は艶はないが滑らかで、成長脈を刻む程度。色帯は0204型(巻きに沿って1本線と臍孔周辺)が多いが、0000型(無帯)や1234型など変異もある。殻口は環状に厚くなり白い。臍孔は深く開く。軟体の背面は黒や黄褐色の斑点が点在するが、生息環境により変異がある〔波部忠重・小菅貞男『エコロン自然シリーズ 貝』1978年刊・1996年改訂版 ISBN 9784586321063〕〔東正雄『原色日本陸産貝類図鑑』1995年 保育社 ISBN 9784586300617〕〔内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』北隆館 1948年初版・2000年重版 ISBN 4832600427〕。
本州の中部地方関東地方東北地方に分布し、伊豆諸島や石川県舳倉島山形県飛島など周辺離島にも分布する〔。
半樹上性で湿った場所を好み、森林や草原など比較的幅広い環境に生息するが〔〔檜山義夫監修 『改訂版 野外観察図鑑 6 貝と水の生物』旺文社 1986年初版・1998年改訂版 ISBN 4010724269〕、市街地水田などでは少ない。また近年では宅地造成などの開発によって減少している。生態は不明な点も多いが、枯葉やキノコなどを餌とする。コンクリートなどの人工物についた藻類を食べて、これらに食痕を残すこともある。飼育下ではサツマイモイカの甲など様々なものを食べる。
繁殖方法は雌雄同体で、交尾で他個体と精莢を交換した後に産卵する。5月頃から交尾を始めるが、7-9月によく産卵する。1回の産卵数は30-40個ほど、最多で120個の記録がある。卵は30-40日で孵化するが、秋に産卵された卵はそのまま越冬し翌春に孵化する〔小菅貞男『ポケット図鑑 日本の貝』1994年 成美堂出版 ISBN 4415080480〕。

ファイル:Euhadra quaesita shell.jpg|ヒダリマキマイマイの殻
ファイル:Euhadra quaesita grazing scar1.jpg|看板表面の藻類を食べる生体。歯舌で藻類を削った食痕が残っている


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒダリマキマイマイ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Euhadra quaesita 」があります。




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