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ヘグリグ ヘグリグ(هجلیج ヘグリーグ,HegligまたはHeglieg)は、スーダン共和国のコルドファーン地方のにあり、南スーダン共和国と係争中の小さな町である。南スーダン側は、ヘグリグが自国のワラブ州に含まれていると領有権を主張している。この町の付近は、第二次スーダン内戦で争われた土地である。2012年4月中旬に南スーダン軍はスーダンからヘグリグ油田を奪取した〔Sudan says South Sudan controls largest oil field - BBC News, 10 April 2012〕。 南コルドファーン州の石油の豊富なヘグリグ一帯を、南スーダン軍(スーダン人民解放軍)は占領した。スーダン側は武力で取り戻そうとしたが、南スーダン軍は占領から10日後に自発的に自国領に撤退した〔 http://www.sudantribune.com/AU-pushing-roadmap-for-resolution,42398〕。 == 町の名前の由来 == 「ヘグリグ」とは「デザート・デイト(砂漠のナツメヤシ)」と呼ばれている木の実のアラビア語名である。この実の成る木は、バラニテスと呼ばれるハマビシ科の木である。アフリカの大部分や中東ではよく見受けられる木である。スーダンのスーフィー派の人々は、この実で祈りのためのロザリオを作る風習がある。この実はまたラクダの好物でもある。 しかし、南スーダンでは町の名をヘグリグと呼ぶことを認めていない。南スーダン軍が10日間の占領をしている間、南スーダンは、ヘグリグをディンカ族の言葉で訳し、「タウン・パンソウ( the town Panthou)」と言い換えて呼んでいた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘグリグ」の詳細全文を読む
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