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ヘタウマ
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ヘタウマ ヘタウマ(ヘタうま〔テリー・ジョンスン『決定版 ヘタうま大全集』株式会社ブルース・インターアクションズ、2005年5月〕、下手巧〔へたうま 日本俗語辞書〕とも)とは、創作活動(なかんずくサブカルチャー)において技巧の稚拙さ(つまり「ヘタ」)が、かえって個性や味(つまり「ウマい」)となっている様を指す言葉〔ヘタウマ artscape〕。技術が下手で美術的センス、感覚がうまい、つまり技巧が下手でしかも人を惹きつけて止まない魅力があるものを指す〔ジョンスン 2005年 p.582 - 583〕。ただし、稚拙さを技術不足ととるか、計算や個性、あるいは味と捉えるかは、受け手の主観によるところが大きいため明確な定義は存在しない〔。そのためか「ヘタヘタ」という表現も存在する。 == 概要 == 物事には本来「ウマい」と「ヘタ」の相反する概念があり、上達するということはヘタな所からウマい所へ上ってゆくことで、二極の間には一筋の道が存在〔山藤章二『ヘタウマ文化論』岩波書店、2013年2月、p.4 - 5〕。しかし、両者とは全く別の尺度である「オモシロい」という「第三極」が現れ〔、「オモシロい」物にメディアが注目すれば、大衆もこれに追随するという図式が成り立ってゆく〔。 その中で多少上手くなくとも面白ければ良い、つまり技巧にかかわらず何らかのかたちで琴線に触れる作品であれば受け入れられるという文化的基層の下に、「ヘタウマ」文化が芽生えていったといえる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘタウマ」の詳細全文を読む
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