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ヘマ族 : ウィキペディア日本語版
ヘマ族[へまぞく]
ヘマ族 (''Hema'')は、コンゴ民主共和国イトゥリ州(2009年までの東部州南東部)を中心とした東部や、一部がウガンダおよびルワンダブルンジに暮らす民族で、人数は全体でおよそ16万人である。ヘマ族は牧畜民で、第二次コンゴ戦争以降ウガンダ支配下のイトゥリでヘマの優遇政策が行われたことで農耕民のレンドゥ族との対立が生じ、イトゥリ紛争が1999年から2007年まで続いた。
北部のヘマ族はレンドゥ族の言語であるレンドゥ語を用いている一方で、南部のヘマ族は現在でもバントゥー語群に属するヘマ語を用いている。この言語は言語学的分類において、ニジェール・コンゴ語族大西洋=コンゴ諸派ボルタ=コンゴ語群ベヌエ=コンゴ語群バントイド語群南部バントイド諸語、バントゥー諸語 (Narrow Bantu)、Central, J, Nyoro-Ganda(ニョロ=ガンダ語)に属する。エスノローグではヘマ族は、ウガンダ南西部で使用されているニャンコレ語のヒマ方言話者と関連性が深く〔 Hema , Lewis, M. Paul (ed.), ''2009. Ethnologue'', 2010年2月26日閲覧。〕、ニョロ語トロ語と近く〔、中南部のガンダ語や東部のソガ語などとは遠縁に当たる。
== 脚註 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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