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Herring body ===========================
ヘリング小体(Herring bodiesまたはNeurosecretory bodies)は、脳下垂体後葉で見られる構造である。視床下部からの神経繊維の末端となっており、ホルモンが一時的に貯蔵される。また、神経分泌の末端となっている。 バソプレッシンとオキシトシンはどちらもヘリング小体に貯蔵されるが、両者が同時に同じ小体に貯蔵されることはない。 さらに、ヘリング小体は各々アデノシン三リン酸とニューロフィジンを含む。ニューロフィジンは結合タンパク質で、それぞれオキシトシンとバソプレッシンに結合するニューロフィジンⅠとニューロフィジンIIに分類される。ニューロフィジンとそのホルモンは、単一のタンパク質と見なすことのできる複合体を形成し、神経性下垂体に貯蔵される。視床下部による刺激で、分泌顆粒はホルモンを血流中に放出する。視索上核からの繊維はバソプレッシン、室傍核はオキシトシンの放出に関わっている〔Luiz Carlos Junquiera, "Junquiera's Basic Histology" 〕。 解剖学的な構造は、1908年にパーシー・テオドール・ヘリングによって初めて記載された。 ==出典== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘリング小体」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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