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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 図 : [ず] 1. (n,n-suf) figure (e.g., Fig 1) 2. drawing 3. picture 4. illustration
ヘレフォード図(ヘレフォードず、Hereford Mappa Mundi)は、1300年頃に作成された中世ヨーロッパの思想を反映したマッパ・ムンディを代表する世界地図。イギリスのヘレフォードにある所蔵。現存するマッパ・ムンディの中では最大のものである。 == 概要 == この地図は「ホルディンガムとラフォードのリチャード」(Richard of Haldingham and Lafford)という人物の作とされ、彼は別名Richard de Belloまたはprebend of Lafford in Lincoln Cathedralとも呼ばれている。 この地図は縦158cm×横133cm〔森田喬 著 『神の眼 鳥の眼 蟻の目』 毎日新聞社刊、1999年 ISBN 4-620-31323-8〕(165cm×134cmとも〔岡崎勝世 著 『聖書 VS. 世界史』 講談社現代新書、1996年 ISBN 4-06-149321-3〕)のヴェラム(en)(上質皮紙、羊皮紙〔とも子牛の皮〔ともある)に、黒と補助的に赤や金色やインクを用いて描かれ、海洋部は青と緑、例外的に紅海(とペルシャ湾)だけは赤く塗られている。奇妙な事に、ヨーロッパとアフリカの表示がひっくり返っており、本来ヨーロッパである場所は赤と金の文字で「Africa」と書かれ、逆もまた同様となっている。 もとは三連祭壇画の中央部分であり、1780年ごろの記録では左のパネルには大天使ガブリエル、右のパネルには受胎告知があったとされるが現存しない〔応地利明 著 『地図は語る 「世界地図」の誕生』 日本経済新聞出版社刊、2007年 ISBN 978-4-532-16583-3〕。パネルのオーク材の伐採時期の推定、ヴェラムに使われた仔牛皮の加工時期の推定、文言の書体分析の推定では、1290年代前後であることが共通しており、地図製作年代は1300年ごろと推定される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘレフォード図」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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