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ヘンリー・ロースン : ミニ英和和英辞書
ヘンリー・ロースン[ろーす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ロース : [ろーす]
 【名詞】 1. (abbr) roast 2. roasting meat 3. sirloin 4. pork loin 5. (P), (n) (abbr) roast/roasting meat/sirloin/pork loin

ヘンリー・ロースン ( リダイレクト:ヘンリー・ローソン ) : ウィキペディア日本語版
ヘンリー・ローソン[ろーす]

ヘンリー・ローソン(Henry Lawson、1867年6月17日 - 1922年9月2日)は、オーストラリア作家詩人。同時代の作家バンジョー・パターソンと共に、ローソンは植民地時代のオーストラリアを代表する詩人・小説家であり、しばしばオーストラリアの「最も偉大な短編作家」と称される〔Elder (2008) p. 115〕。日本語表記はロースンとも。
== 出自・若年期 ==
ニューサウスウェールズ州のグレンフェル(Grenfell)という金鉱の町で生まれた。彼の母ルイーザ・ローソン(Louisa Lawson、旧姓オールベリ)は婦人参政権論者として著名な人物で、また『夜明け』誌(The Dawn)の所有者兼編集者であった(オーストラリアが成人女性の参政権を認める世界で最初の国の1つになったのは、この新聞に因るところもある)。父、ニールス・ヘルツベルク・ラーセン(Niels Herzberg Larsen)はノルウェー生まれの鉱夫で、21歳で海員となり1855年にメルボルンに上陸、ゴールドラッシュに加わった〔
〕。ラーセンは複数の金鉱地を訪れ、パイプクレイ(Pipeclay、現ニューサウスウェールズ州ユーランデリー)でルイーザと出会った。彼らは1866年7月7日に結婚した。新郎は33歳、新婦は18歳であった。ヘンリーの誕生と同時に、一家の姓は英語風に「ローソン」と改められた(父は個人名もニールスからピーターに変えた)。彼らの結婚生活は幸福なものではなかった。
ローソンは1876年10月2日からユールンデリーの学校に通い始めたが、同時期に耳の病気にかかり、耳が遠くなった。14歳までには完全に聴覚を失った。彼はその後、8km離れたマジー(Madgee)にあるカトリックの学校に通った。そこで、教員のケヴァンという人物から詩のことを習ったようである。ローソンはディケンズマリアットの愛読者であった。また"Robbery under Arms" や "For the Term of his Natural Life"などのシリーズものも好んだ。おばに与えられたブレット・ハートの著作も読んだ。読書は、彼の教育において大きな比重を占めるようになった。聾者であった彼には、学校での正規教育は上手くいかなかったからである。
父と一緒にブルー・マウンテンズBlue Mountains)で建築業に従事した後、1883年、彼は母ルイーザの誘いを受けてシドニーへ移った。ルイーザは下の子供たち(ヘンリーの弟・妹)と共に、夫とは別居していたのである。ローソンは大学入学資格試験を受けるべく勉強したが、結果は不合格であった。
1896年、彼は著名な社会主義者ベルタ・ブレット(Bertha Bredt)の娘、ベルタ・ブレット・ジュニアと結婚した。彼らは2人の子供を儲けた。息子ジム(ジョーゼフ)と娘ベルタである。しかし、その結婚生活は不幸な結末を迎えた。〔Falkiner (1992), p. 64〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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