|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ヘヴンズ・バーニング』 (''Heaven's Burning'') は、クレイグ・ラヒフ (Craig Lahiff) 監督、ルイス・ノーラ (Louis Nowra) 脚本による、1997年制作のオーストラリア映画〔Paul Kalina, "Heaven's Burning", ''Cinema Papers'', May 1997 p38-40〕。 日本人の花嫁がオーストラリアで姿をくらますという導入部は、1992年のオーストラリア花嫁失踪騒ぎに着想を得たものとされる〔。 == あらすじ == ミドリ・タカダ(工藤夕貴)は、結婚したばかりの夫ユキオ(磯村健治)とシドニーに到着した。ミドリは、この結婚は間違いだと考えており、この新婚旅行を利用し、ホテルから脱出して姿をくらまそうとしていた。ミドリは銀行へ出かけるが、たまたまそこで銀行強盗に出くわしてしまう。 コリン・オブライエン(ラッセル・クロウ)は、手練の逃走屋。銀行強盗を計画するアフガニスタン系オーストラリア人の一家に雇われていた。襲撃の最中に、強盗団のひとりが銀行の防犯扉に挟まれてしまい止むを得ず射殺し、強盗団はミドリを人質にとって逃走する。 市街地から離れた荒れ地で、強盗団は人質を処分することを決める。ミドリがそのまま殺されるのを見かねたコリンは、強盗団のひとり弟を殺し、残った兄のマフード (ロバート・マモーネ:Robert Mammone) に撃つぞと脅しミドリと逃走する。コリンは父親キャム(レイ・バレット:Ray Barrett)の農場へ向かおうとする。ミドリは計画通りに姿をくらます好機と見て、コリンと行動を共にする。逃避行の中で2人は絆を強める。 マフードは家に戻り、兄弟たちが殺されたことを知る。父親ブルジャン(ペトル・ゲオルグル:Petru Gheorghiu)は復讐を誓い、コリンとミドリを追跡する。一家を監視していた警察もコリンの行方を追う。 ユキオは新妻ミドリが事件に巻き込まれたことを聞かされるが、彼女が自分の許から去ったことは解っていた。誇りを傷つけられたユキオもまた、ミドリへの意趣返しのために追跡を始める。 こうして、ストーリーはロードムービー的展開となり、程なくして恋人同士になりそうな2人が、ニューサウスウェールズ州を横断して逃避行を続けるのを、警察、ユキオ、強盗団一家が、それぞれの目的をもって追いかけるという展開になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘヴンズ・バーニング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|