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ガスコーニュ語(Lo ''gascon'')はオック語の一地域変種(方言)、あるいはオック諸語の一つ。 フランスのガスコーニュ地方、つまり、ボルドー以南のアキテーヌ地域圏、トゥールーズ以西のミディ=ピレネー地域圏で主に使用される。また、スペインカタルーニャ州アラン谷で話されているアラン語はガスコーニュ語の地域変種で、同地域の公用語とされていたが、2010年に法令が改正され、カタルーニャ州全体の公用語となった。 == ガスコーニュ語の特徴 == *スペイン語(カスティーリャ語)や、カタルーニャ語、その他の南オック語と同様、vは/b/と音韻的区別がなくなり、有声両唇摩擦音で発音される。 *動詞の直前に、それ自体は意味を持たない小辞を用いる。使用は任意であるが、肯定文ではque、疑問文ではe、感嘆文ではbeとなるので、どのタイプの文であるかを示すマーカーとして機能する。 *人名(姓ではなく)の前に冠詞を用いる。 *所有形容詞を用いる代わりに、再帰代名詞を用いた構文を良く用いる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガスコーニュ語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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