|
ベカバード（、）はウズベキスタン・タシュケント州の都市である。首都タシュケントより115km南のシルダリヤ川河岸にある。タジキスタンとの国境付近にあり、タジキスタン側の国境の街ホジェンドからは33kmである。推定人口12万人〔 world-gazetteer.com、2012年10月27日閲覧。〕。ベカバド、ベカボドと表記されることもある〔FIFA U-20ワールドカップ出場国メンバー - ウズベキスタン sportsnavi.yahoo.co.jp、2012年10月27日閲覧。〕。 ==概要== 1899年に鉄道が敷かれ、建設責任者であったの名前をとってヒルコフ () と名付けられた。その後、付近の街であったベコヴァ () と合併した。市としては、1945年にベゴヴァート (Begovat, ) として設立された後、1964年にベカバード () と改名している。ソビエト連邦崩壊後、今のBekobodという表記になった。現在もロシア語表記であるをラテン文字に対応させたBekabadと表記されることがある〔Toshkent province uzinfoinvest.uz、2012年10月27日閲覧。〕。 第二次世界大戦後のシベリア抑留により、日本人捕虜が当地にあったソビエト連邦第288ベカバード収容所に連行され、発電所の工事などの作業を行なっている〔旧ソ連抑留中死亡者慰霊巡拝日程表 - 埋葬地管轄行政府表敬 【8033：第288収容所その２(129名)】 厚生労働省、2012年10月27日閲覧。〕〔私の青春 二十世紀前半波乱人生 和歌山県 南口佐一 平和祈念資料館公式サイト、2012年10月27日閲覧。〕〔ロシア・ウズベキスタン抑留者を供養する会 日本ウズベキスタン協会、2012年10月27日閲覧。〕。 主な産業は製鉄〔第３回日本ウズベキスタン・ビジネスフォーラム開催のご案内 一般社団法人 ロシアNIS貿易会公式サイト、2012年10月27日閲覧。〕、セメント製造〔State Property Committee to acquire shares of Bekabadcement uzdaily.com、2012年7月9日掲載、2012年10月27日閲覧。〕〔Uzbekistan increases cement production twice in last 10 years uzdaily.com、2012年3月27日掲載、2012年10月27日閲覧。〕、水力発電である。水力発電はシルダリヤ川の水力を利用したファルハド・ダムによって行われ、ウズベキスタン国内の重要な電力供給源となっている。また、1944年より操業を行なっているJSCウズベク・メタラージカル・プラント (Joint stuck Company Uzbek metallurgical plant, 通称：ウズメトコンビナート - uzmetcombinat) という製鉄所があり〔BEST FOR CHILDS uzbeksteel.uz、2012年10月27日閲覧。〕、国内だけでなく中央アジア全体でも有数の生産量を誇る〔HISTORY - Uzbek Metallurgical Enterprise uzbeksteel.uz、2012年10月27日閲覧。〕〔Uzbek report praises industrial sector of capital region uzdaily.com、2007年9月6日掲載、2012年10月27日閲覧。〕。また、1926年より操業を行なっているベカバード・セメントOJSC (Open Joint Stock Company、株式会社を指す)〔Year of foundation: 1926 - Bekabadcement 〕 は国内有数の生産量を誇り、2010年当時、2012年には1年におよそ190万トンのセメントを生産すると予測されている〔Bekabadcement to produce 1.9m tonnes of cement a year by 2012 uzdaily.com、2010年3月27日掲載、2012年10月27日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ベカバード」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bekabad 」があります。 スポンサード リンク
|