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ベクタ形式(ベクタけいしき、)は、2次元コンピュータグラフィックスをコンピュータ内部で表現するデータ形式の代表的な2つのうち1つ。しばしば、走査線の集まりで表現するラスタ形式(ビットマップはその代表例)と対比される。 「vector(ベクトル)」は方向と大きさを持つ量だが、図形処理では「方向と距離」がそれに当たる。線の起終点の座標(位置)、曲線であればその曲がり方、太さ、色、それら線に囲まれた面の色、それらの変化のしかたなどを、数値で表す。 ベクタ形式による図形をベクタグラフィックス(ベクターグラフィックス、)あるいはベクタイメージ(ベクターイメージ、)、そのデータをベクタデータ(ベクターデータ、)と呼ぶ。''vector image''を「ベクトル画像」あるいは「ベクタ画像」と訳することがあるが、日本語としては図形という概念に近いので、あまり適切でない。内部表現をベクタ形式とし、アプリケーションによってはドロー形式、ドローグラフィックなどとも呼ばれる。 == 座標 == ラスタ形式がデータの順序によって座標を間接的に示すのと異なり、ベクタ形式はオブジェクトごとに座標を明示的に指定する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベクタ形式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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