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ベスト(、)は、胴着の一種であり、国や時代によって意味や形態が異なる。本来は下着と上着の間に着る中衣であった。袖のないベストは、フランスではジレ(gilet)、イギリスではウェストコートとも呼ばれる〔佐々井・水谷 p 81〕。日本では主に袖のない、前合わせの中衣或はインフォーマルな上着を意味し、チョッキ(直着又はジャケットの訛りとされる)、ベスト単品のものはオッドベストと呼ばれる。ニットのウールやアクリル製、或いは背広と共布が一般的だが、夏用やオールシーズンに綿が、混紡にポリエステル・ポリウレタンが用いられることもある。 == 来歴 == ベストの基は15世紀後半から17世紀半ばまでヨーロッパの主要な男性用上着であったダブレット(英:Doublet、西:Jubón、仏:Pourpoint)である。1650年頃にはダブレットは着丈、袖丈が短くなり、身幅も狭くなっていた。そして、1660年代からはその上に市民や兵士の防寒着だったカサック(仏:cassaqe、英:casock〔その他casak、casack、casacche の表記もあり、日本語の書籍でも「カザック」の表記が見られる。〕)から変化したジュストコール(仏:Justaucorps、英:coat)が上着として着られるようになり、ダブレットは中衣となってベスト(仏:veste、英:vest)と呼ばれるようになった。 当時の着こなしでは、中のベストが見えるように上着(ジュストコール)の前は開けたままにし、袖口からシャツを出していた。そのため、ベストは派手な色彩や豪華な刺繍が施されたものになった。また、この頃のベストには袖があり、袖口からシャツを覗かせる代わりにベストの袖口にレースを縫いつけたものも見られた。 18世紀に入るとジュストコールが細身になり、ルイ15世の時代にはベストの袖が無くなった。そして、この袖の無いベストはフランスではジレ(gilet)、イギリスではウェストコート(Waistcoat)とも呼ばれるようになった。 File:Giovanni Battista Moroni 001.jpg|16世紀後半のダブレット。 ファイル:Charles 1 Mijtens.jpg|17世紀前半のダブレット(1629年)。 ファイル:William Dobson 002.jpg|1650年頃のダブレット。 ファイル:Thomas Gainsborough Boy in blue.jpg|袖付きのベスト(1770年)。 ファイル:Sir william fitzherbert boy hi.jpg|袖が無くなったベスト(1790年)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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