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ベツストベルミス (''Vetustovermis'') は、カンブリア紀前期に生息した動物で、おそらく頭足類だと考えられている。1個体がエミュー湾頁岩から発見されている。学名はラテン語で”太古の蠕虫”を意味する。 原記載では既知の動物門への分類は行われなかったが、多毛類との類似が指摘された〔。また、後には節足動物と考えられるようになった〔Luo H.-L, Hu S.-X, Chen L.-Z. Yunnan Science & Technology Press; Kunming, China: 1999. Early Cambrian Chengjiang fauna from Kunming region, China.〕。 だが、Smith and Caron(2010)によると、 Luo & Hu 1999 は本種に最も近縁であり、ネクトカリスなどと共にネクトカリス科に含められる。 幾つかの一般向け報道では、学名を誤って ''Vetustodermis'' としているものが見られる〔 Strange fossil defies grouping . BBC report.〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベツストベルミス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vetustovermis 」があります。 スポンサード リンク
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