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ベネトン・B196 (Benetton B196) はベネトン・フォーミュラが1996年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはロス・ブラウンとロリー・バーン == 概要 == 前年度のチャンピオンマシンB195をベースに正常進化させたモデル。チーム初のダブルタイトルをもたらしたミハエル・シューマッハがフェラーリへ移籍し、シューマッハと入れ替わる形でジャン・アレジとゲルハルト・ベルガーを迎えた。デザイナーのバーンは「シューマッハ・スペシャル」的な尖ったマシンから、ドライバーフレンドリーな方向への修正を目指したが上手くいかず、アレジとベルガーはドライビング面で苦戦を強いられることになった。 レギュレーション改訂によりコクピット両脇にプロテクターの装着が義務化された。ベネトンは規格通りにプロテクターをデザインした結果、インダクションポッド周辺の気流が乱れ、エンジンの吸気効率が悪化してしまった。とりわけ、長身のベルガーはヘルメットの位置が高くなるので、コクピット内部を作り変えなければならなかった。 セミオートマチックギアボックスは6速から7速に変更された。 結果的に、この年は1988年以来となるシーズン未勝利に終わる。両ドライバーは健闘を見せたものの、モナコGPではアレジが、ドイツGPではベルガーがそれぞれトップに立つもののマシントラブルによりノーポイントに追い込まれるなど、信頼性の面にも問題が見られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベネトン・B196」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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