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ベネリM3(Benelli Model 3)は、イタリアのベネリ社がベネリM1、M2の後継モデルとして開発した散弾銃。 == 概要 == イナーシャーシステムと呼ばれる反動を利用した特殊なセミオートマチック機構(通常のセミオートライフルでいうディレードブローバック機構)を持ち、これまでのオートマチックショットガンの弱点とされた連射速度の遅さを克服している。その上、フランキ社のスパス12と同じく状況に応じてポンプアクション射撃もできるため、スパス12を上回る速射性に加え、スパス12と比べて1キロ近く軽量で、今までのショットガンとなんら変わらないフォルムによる取り回しの良さを持っている。 ただ、セミオートマチック専用であった前世代の機種に比べると、セミ・ポンプ切り替え機構による重量増が先端部に集中しており、若干重量バランスは悪くなったとも言われている。 その完成度の高さから米国の警察機関を始め、世界中のSWATチームが採用しており、日本国内でも、若年層の所持者を中心に狩猟用、スラッグ弾による静的射撃用、として相当数が流通しており、軍用銃がそのまま手に入るのは希な事である。また、海上自衛隊もM3Tを採用しており、各護衛艦に搭載している。 また、ストック付きのピストルグリップモデルやクロームステンレスモデルなどのバリエーションモデルも存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベネリM3」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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