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ベムスターは、『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」および『レッドマン』に登場する架空の怪獣。別名「宇宙大怪獣」。 == 『帰ってきたウルトラマン』に登場するベムスター == 『帰ってきたウルトラマン(以下、帰マン)』第18話「ウルトラセブン参上!」に登場。 *身長:46メートル *体重:6万1千トン かに星雲の爆発により誕生した宇宙怪獣。水素、ヘリウム、窒素を主なエネルギー源としているため、地球上ではガスタンクを襲撃する。武器は巨大な爪と、角から放つ光線。ヨタカのような身体の腹部に存在する五角形の“口”であらゆるエネルギーを吸収できるほか、顔の嘴でレーザー光線を吸収している描写も存在する。 腹部の口でMAT宇宙ステーションを飲み込んだ後、地球に襲来。迎撃に出たMATの攻撃を意に介さず、上野・南・岸田の隊員3名を負傷させ、撤退に追い込む。その後、ウルトラマンのスペシウム光線すら吸収して宇宙への撤退に追い込んだが、最後はウルトラセブンが授けた新兵器「ウルトラブレスレット」で頭部と両腕を切断されて倒される。 * スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット) * デザイン:熊谷健。鳥をモチーフに、シルエットが五角形になるようにデザインされた〔。初稿のデザインには瞳がなく、腹部の口は円形に描かれていた〔『宇宙船別冊 帰ってきたウルトラマン / 円谷特撮の怪獣世界』(朝日ソノラマ・1987年)p.58〕。 *『帰マン』初の宇宙怪獣であり、放映当時の児童向け雑誌でも明確な強敵として紹介されていた。 *放映当時の雑誌では身長が80メートルという設定も散見されたが、それでは40メートルという設定のジャックと整合性が取れないため、後年には46メートルに統一された。後述の『ウルトラマンタロウ』登場時の設定は前者を踏襲したものであり、後年の『ウルトラ怪獣擬人化計画』の改造ベムスターさんについて原典を紹介する際にも「80メートル」と紹介されている〔【ウルトラ怪獣擬人化計画】キャラクター紹介 連載第2回~ベムスター&改造ベムスター - 電撃G's magazine.com〕。 *内山まもるによる漫画版『帰マン』のベムスター(以下、初代)登場エピソードはこの回の続編的な内容となっており、初代の別個体が登場する(加藤隊長は初代の兄弟ではないかと推測している)。読心能力を使って攻撃を先読みし、身体を高速回転させることでウルトラスパークを叩き落とす強敵として描かれた。 しかし、心を読ませる暇も持たせないジャックの連続攻撃に翻弄され、最後は地中に潜られて背後を取られ、振り向いた瞬間に八つ裂き光輪で体を貫かれて爆死した。 *角から放つ光線は、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では「ベムスタービーム」と表記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベムスター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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