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ベルナール・エイゼンシッツ(Bernard Eisenschitz, 1944年7月3日 – )は、フランスの映画批評家、映画史家、雑誌編集者であり、映画監督、俳優でもある。映画雑誌『''Cinéma''』編集長、ジャン=リュック・ゴダールの映画への出演などで知られる。 == 来歴・人物 == 1944年7月3日、フランスのサルト県で生まれる。 20代前半ですでに『''Humphrey Bogart''』(ハンフリー・ボガート、1967年)、『''Douglas Fairbanks''』(ダグラス・フェアバンクス、1969年)といったアメリカ映画の俳優についての書籍を出版している。1971年、27歳のとき、ジャック・リヴェット監督の12時間半のメガ大作『アウトワン』にピエール・コトレルとおなじポルノ作家の役で出演、つづいて1973年、ジャン・ユスターシュ監督の『ママと娼婦』に出演している。翌1974年、『ママと娼婦』で共演したイザベル・ヴェンガルテン、劇作家のアントワーヌ・ヴィテーズ、歌手のズーズーの出演を得て、初めての短編映画『''Printemps 58''』を監督した。 1980年代に入ると、ジャン・ナルボニとの共著で『''Ernst Lubitsch''』(エルンスト・ルビッチ、1986年)などを上梓するかたわら、批評家のノエル・バーチが監督するフェアバンクスについてのテレビドキュメンタリー『''What Do Those Old Films Mean ?''』(1985年)に脚本協力し、ヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン天使の詩』(1987年)やアモス・ギタイ監督の『ベルリン・エルサレム』(1989年)に出演している。1990年代にも映画の出演をつづけるわけだが、エイゼンシッツの出演は、フランスの映画文化人に例外なくカメオ出演の域を超えている。 ゴダールには映画史家としての博覧強記ぶりもさることながら深く信頼され、『子どもたちはロシア風に遊ぶ』(1993年)、『JLG/自画像』(1995年)に出演するほか、監督の10年がかりの労作『ゴダールの映画史』の日本でのDVD化のさいに組織された「映画史翻訳集団2000」に、蓮實重彦、浅田彰らとともに名をつらねた。 映画批評誌『''Cinémathèque''』の編集委員を18号までつとめ、2001年10月1日、後継誌『シネマ』(''Cinéma''、Léo Scheer社刊)を創刊、編集長をつとめる。同誌は「''Cinéma 02''」から始まって、2007年5月18日現在「13」を数える。「05」号(2003年5月9日発売)からは映画史上のレアな傑作を収録したDVDを付録としてつけている(同号は溝口健二監督の1929年作品『東京行進曲』〔溝口健二の『東京行進曲』のDVDがついに発売された (蓮實重彦)に詳しい。〕)ことで、今世紀初頭、全世界のシネフィルの話題をさらった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベルナール・エイゼンシッツ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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