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ベン・ネヴィス蒸溜所 : ミニ英和和英辞書
ベン・ネヴィス蒸溜所[べんねう゛ぃすじょうりゅうしょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

蒸溜 : [じょうりゅう]
 (n,vs) distillation
: [ところ, どころ]
 (suf) place

ベン・ネヴィス蒸溜所 : ウィキペディア日本語版
ベン・ネヴィス蒸溜所[べんねう゛ぃすじょうりゅうしょ]

ベン・ネヴィス蒸溜所()は、ベン・ネヴィス10年、ベン・ネヴィス21年などのウイスキーを製造するスコットランドの蒸留所である。熟成期間の中心は10年ほどである。いくつかのカスク・フィニッシュ、限定版、やダグラス・レインなどの独立瓶詰業者をもっている。イギリス諸島最高峰のベン・ネビス山の麓、フォート・ウィリアムのロッキー・ブリッジに位置している。ウエストハイランド地域の沿岸の蒸溜所で、コイレ・レイス(Coire Leis)やコイレ・ナ・システ(Coire na’Ciste)と呼ばれる水源から流れるオルト・ナ・ヴーリン(Allt a’Mhuilinn)と呼ばれる小川から水を引いている。
== 歴史 ==
ベン・ネヴィス蒸溜所は1825年にジョン・マクドナルドによって設立された。彼はの西スコットランド王国の領主の子孫であり、身長が193cmと高かったことからロングジョンと呼ばれた。後に彼の名に因むブレンデッドスコッチウイスキー「ロングジョン(Long John)」が作られている。1856年のロングジョンの死後は所有権が息子であったドナルド・マクドナルドに移った。2箇所目の蒸溜所が1878年に近郊に立てられネヴィス蒸溜所と名づけられた。拡大する需要に追いつくための試みとして、2つの蒸溜所は最終的に20世紀の始めに1つに統合された。
1955年、蒸溜所はジョセフ・ホブスが主導する新しい所有者によって取得された〔。ホブスの所有時代には連続蒸留の実験に参入し、蒸溜塔を導入、蒸溜塔は26年にわたって維持され、同蒸溜所はモルトウイスキーとグレーンウイスキーを同時に生産する業者としては、古参の企業の1つとなった〔。その後一度生産を停止するが(生産停止は1978年とも1981年とも言われ、時期が定かではない)、1981年にウィットブレッドが先行して同社傘下となっていた「ロングジョン」を通じて蒸溜所を買収。1984年より生産を再開するものの、1986年に再び生産を停止するなど、1980年代は不遇の時代が続いた〔Ben Nevis - Master of Malt〕。
1989年に日本のニッカウヰスキーがベン・ネヴィス蒸溜所を取得した〔。なおこの時、「ロングジョン」はビーフィーター・ジンと共にアライド・グループ(Allied Group)に売却されており、以後は関係がなくなっている〔Giants, Evolution and Over Regulation in Brewing - Brewery History〕(その後の買収により、2014年現在「ロングジョン」はペルノ・リカール傘下)。1991年には、ビジターセンターとカフェが一般向けに開かれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベン・ネヴィス蒸溜所」の詳細全文を読む




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