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炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、sodium hydrogen carbonate)、別名重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、sodium bicarbonate。重炭酸ソーダ、略して重曹とも)は、化学式 NaHCO3で表わされる、ナトリウムの炭酸水素塩である。常温で白色の粉末状である。水溶液のpHはアルカリ性を示すものの、フェノールフタレインを加えても変色しない程度の弱い塩基性である。水には少し溶解し、メタノールにも僅かに溶解するものの、エタノールには不溶。具体的には、水 (0 ) 100 g につき 6.9 g、水 (20 ) 100 g につき 9.6 g、メタノール (25 ) 100 g につき 0.8 g 溶解する。 == 合成 == 塩化ナトリウム溶液の電気分解で得られた水酸化ナトリウム溶液に二酸化炭素を反応させて製造する。 : NaOH + CO2 → NaHCO3 工業的にはソルベー法により多量に製造される。これは炭酸水素ナトリウムの水への溶解度が比較的低いため沈殿することによる複分解反応である。 : NaCl+H2O + NH3 + CO2 → NH4Cl + NaHCO3↓ (矢印↓は沈殿を意味する) また、天然の鉱物を精製しても得られる。日本では旭硝子や東ソーなどが生産している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炭酸水素ナトリウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sodium bicarbonate 」があります。 スポンサード リンク
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