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ペア碁(ペアご)は、二人が組を作って対戦する、囲碁の競技の一形式。現在では国内プロ棋戦も行われ、国際大会でも正式種目として採用されるなど、囲碁を楽しむ形式の一つとして市民権を得ている。 同性同士がペアを組んで戦うことももちろん可能だが、日本ペア碁協会のルールでは「男女がペアを組む」と規定されており、一般にも普及・交流の目的などから、男女ペアで行われることがほとんどである。 男女ペアで戦う形式は1990年代ごろから開始された。ペア碁に勝つためには、パートナーとの意思の疎通、お互いのミスをカバーし合う気遣いなども必要であり、通常の対局にはない独特の楽しみがある。 ==ルール== 「日本ペア碁協会」の定めるルールは以下の通り。 *男女がペアを組み、同じチームの男女は碁盤の同じ側に並んで座る。 *男女交互に着手する。最初の着手は黒番女性が行い、以下白番女性→黒番男性→白番男性→黒番女性→……の順に着手を行う。 *ペア同士で、着手について相談・アドバイスを行ってはならない。投了・着手順番の確認のみ、会話が許される。 *投了の意思確認は手番の対局者がパートナーに対して行い、パートナーは諾否のみを述べることができる。 *着手順番を間違えた場合、直前の着手に対してのみ指摘ができる。順番ミスがあった場合、石を置き直すことはせず、間違えたチームに対して3目のペナルティが科される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペア碁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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