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ペイディッポス
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ペイディッポス ペイディッポス(, )は、ギリシア神話の人物である。ヘーラクレースの子テッサロスの子で、アンティポスと兄弟〔『イーリアス』2巻。〕。ヘレネーの求婚者の1人で〔ヒュギーヌス、81。〕、トロイア戦争におけるギリシア軍の武将の1人として、アンティポスとともにコース島の軍勢30隻を率いて参戦した〔『イーリアス』2巻。アポロドーロス、摘要(E)3・13など。〕。ギリシア軍がミューシアの王テーレポスと戦ったさいには、トレーポレモス、アンティポスとともにギリシア軍の使者としてテーレポスの王宮に赴き、和睦の交渉をした〔クレータのディクテュス、2巻5。〕。戦後、ペイディッポスはメネステウス、アンティポス、エレペーノールの部下ら、ピロクテーテースの船団とともにミマース岬まで航海したのち、アンドロス島、次いでキュプロスに流されて移住した〔ツェツェース『リュコプローン注解』911。〕。あるいはアンドロス島に移住した〔アポロドーロス「サバス本」、摘要(E)6・15。〕。 == 脚注 ==
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