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ペガッサ星人(ペガッサせいじん)は、特撮テレビ番組『ウルトラセブン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の宇宙人。別名「放浪宇宙人」。 == 『ウルトラセブン』に登場するペガッサ星人 == 『ウルトラセブン』第6話「ダーク・ゾーン」に登場。 * 身長:2メートル * 体重:120キログラム * スーツアクター:山本一〔 p.49〕 * 声:日笠潤一 宇宙有数の高度な科学技術を有しているが、故郷のペガッサ星は惑星の風化作用により荒廃したため、故郷を見限ったペガッサ星人たちは宇宙空間に巨大な都市ペガッサシティ(劇中ではペガッサ市と呼称)を作り上げた。ペガッサシティは地球の8万倍もの密度を持つ物質で構成されており、自己動力で運行すると共に空気や水も含めてあらゆる物が工場で人工的に作られている。 動力系統が故障したペガッサシティと地球の衝突を防ぐため、地球の軌道を一時変更するように要求する。要求が受け入れられない場合に地球を破壊する任務を帯びた個体が秘かに地球に来ていたが事故で負傷し、「ダーク・ゾーン」と呼ばれる小型の暗黒空間をまとってアンヌの部屋に潜む。当初は正体を明かそうとせず、影の状態でペガッサシティの素晴らしさを他人事のように語り、ダンやアンヌと仲良く談笑するまでになるが、地球の軌道変更が不可能と知ると、正体を現して事前に用意していた爆弾で前述の任務に移行する。その際、アンヌにダンと共に地球から逃げるように告げるが、駆けつけたダンからペガッサシティが地球防衛軍によって破壊されたことを知らされ、復讐を誓う。ウルトラセブンとの戦いではペガッサガンを放つがかわされ、アイスラッガーを額に受けて闇の中へ走り去り、消息不明となる。残された爆弾はセブンによって運び去られ、爆破される。 巨大化能力や(攻撃用の)超能力の類は劇中では見せず、攻撃もペガッサガンで行う。また、アンヌにミネラルウォーターを貰った際にはダンとアンヌに「恥ずかしいので向こうを見てくれ」と促して瓶ごと飲み干すほか、フルハシ隊員に木製のハンガーを突き付けられた際にはへし折る。 * ペガッサ星人が使用するペガッサガンは、第11話におけるワイルド星人戦でキリヤマ隊長が使用する。 * 鏡台に向かうアンヌの後ろに立つ有名なスチール(講談社の『円谷プロ特撮DVDコレクション 06』 (ISBN 978-4-0637-9863-0) の表紙にも用いられている)は特写用のものであり、劇中ではそのようなシーンはない。 * 「侵略の意図のない宇宙人と図らずも利害が対立する」「地球人が侵略者・加害者の立場になる」といった『ウルトラセブン』でしばしば見られる図式の最初のものである。 * 大伴昌司が構成を務めた怪獣図鑑では、目から「ペガッサ光線」という溶解光線を出し、どこでも夜にすることができると記述されている。 * 放送当時、朝日ソノラマのソノシートに収録された「3大星人の逆襲」は「ダーク・ゾーン」の後日談であり、生存していたペガッサ星人(声:千葉耕市)がゴドラ星人やワイアール星人と結託して復讐する物語である。セブンのアイスラッガーには耐えるが、エメリウム光線で倒される。なお、この音源はジェネオン エンタテインメントのDVD『ウルトラセブン1967』に復刻収録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペガッサ星人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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