|
ペダルレンチ()は、自転車のペダルをに装着したり、取り外したりするための工具。レンチの一種。ペダルの付け根の平らになっている2面を、ペダルレンチの開口部で挟み回転させて使用する。 ペダルには左右があり、左用にはL、右用にはRのマークがペダルのネジ部分の先端に彫ってある。左ペダルのネジは逆ネジであることに注意(ネジの切り方が通常のネジと逆になっている。正ネジではペダリング中に緩んで外れる恐れがあるため)。左ペダルはレンチを時計回りに回転させると緩み、反時計回りで締まる。右ペダルは通常の正ネジ。 ペダルレンチの開口部のサイズは、ペダルの規格に対応して15mmと9/16インチ(14.06mm)の2種類がある。また15mmと9/16インチ両規格の口を持つ製品と、どちらか専用の製品がある。なお、自転車の専用工具であり、一般のオープンエンドレンチには「15mm」という規格は存在しない(「14mm」の次に大きいのは「16mm」)。 ペダルとクランクの間の狭い隙間に差し込むことさえ出来れば、モンキーレンチなど他の工具でも簡易的に代用できる。実際に、輪行する時に“それだけの為にペダルレンチを持って行くのは荷物を増やすだけ”と、モンキーレンチや携帯用ペダルレンチ(薄手の15mmレンチ)で済ます人は多いが、JIS規定の締め付けトルクをえることが難しくなる。例えばペダルは力のかかる部分であり、走行中の脱落は大事故に繋がることから、長い柄で強く締められるペダルレンチを使用することが望ましい〔Takaよろず研究所 自転車のペダル交換2005/7/21製作 〕〔自転車探検「工具」 〕(工具メーカーでもこのような声に応えて、柄が短く、薄く、且つ頑丈な携帯型のペダルレンチを発売している)。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペダルレンチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|