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パン (Pan) は、映像の撮影技法の一つで、固定したカメラの向きを「振る」こと。本来、左右に振ることだけを「パン」と呼び、上下に振る事は「ティルト」と呼ぶが、左右でも上下でも「パン」と呼ぶことがある。パンニングとも言う。語源は「パノラマ」。 ==用途== パンを使う場合、動いているものを追うように撮影する場合が多いが、動かない対象を撮影する際にも使用される。静止した人物や風景を舐めるようにカメラが首を振る場合などがそうである。 CGやアニメなどの、撮影を伴わない映像においても、パンという表現は使用される。 同じシーンに対して同様のパンを3回連続で行う演出方法は、アニメ作品『あしたのジョー』において多用され、現代アニメにおいて典型的な演出手法となっている。この手法は俗に「三段パン」と呼ばれる。 写真(スチル)の場合でも、移動する被写体を追いながら撮影(流し撮り)すればカメラの向きを振ることになり、その操作もパンと呼ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パン (撮影技法)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Panning (camera) 」があります。 スポンサード リンク
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