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ペプチド配列(Peptide sequence)またはアミノ酸配列(Amino acid sequence)は、ペプチドやタンパク質の鎖中、ペプチド結合で繋がったアミノ酸の並び順である。配列は、通常、自由なアミノ基を持つN末端側から、自由なカルボキシル基を持つC末端側に向かって表記される。ペプチド配列は、タンパク質の一次構造となることから、タンパク質配列(Protein sequence)と呼ばれることもある。 ==配列の表記と応用== ペプチド配列の多くは、配列データベースに登録される。これらのデータベースは、ペプチド配列を表記するために様々な記法を用いている。アミノ酸名をそのまま用いることは滅多になく、その代わり、3文字か1文字の記号で簡潔に表記されることが多い。 配列自体から、様々な推論を行うことができる。疎水性残基が長く続く部分は、貫膜ドメインである可能性が高く、このペプチドが受容体であることを示唆する。また別の特定の配列は、その部分がβシート構造であることを示す。タンパク質の全長配列が得られれば、タンパク質の等電点を推定することができる。ペプチド配列の決定には、DNA配列からの推測、エドマン分解、質量分析法等の方法がある。 ペプチドについてより深く知るためには、配列分析が行われる。この技術では、通常、ある配列が配列データベース中の、既に研究された他の配列と比較される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペプチド配列」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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