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サダソウ属(佐田草属、''Peperomia'')とは、コショウ科の属の1つで、ペペロミア属ともいう。コショウ属(''Piper'')と近縁で、ペペロミア(''Peperomia'')とは「コショウに似た」という意味である。 小型の多年生の草本であることが多い。がっしりした茎と多肉質の葉を持つものが多く、着生植物も豊富である。分布は世界の熱帯、亜熱帯地域を中心に約1500種が記録されており、その多くが中央アメリカと南アメリカに集中している。日本にはサダソウとその品種であるケナシサダソウが分布している。葉が多肉的で美しく観葉植物として栽培されるものがある。花序はひも型の穂状で、花は黄色、茶色または緑色で小さく目立たないものが多い。 == 主な種 == *サダソウ(サタソウ)(''P. japonica'' Makino) - 本州南岸から南西諸島に分布。 *ケナシサダソウ(ケナシサタソウ)(f. ''okinawensis'' (Yamazaki) Hatusima) - 九州南部から南西諸島に分布。 *シマアオイソウ(''P. argyreia'' Morr.)南アメリカ北部からブラジルに分布。ハート型の葉に銀灰色と緑色の縞模様がある。別名スイカペペロミア。 *チヂミバシマアオイソウ(''P. caperata'' Yunck.)ブラジルの熱帯雨林原産。ハート型の葉に深いひだが寄る。 *ペペロミア・オブトゥシフォリア(''P. obtusifolia'' (A. Dietr.))メキシコから南アメリカ北部と西インド諸島に分布。葉は肉厚で楕円形。覆輪や絞りが入った園芸品種もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サダソウ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Peperomia 」があります。 スポンサード リンク
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