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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ペーネレオース()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してペネレオスとも表記される。ヒッパルモスの子〔アポロドーロス、1巻9・16。〕、あるいはヒッパルコスとアステロペーの子〔ヒュギーヌス、97。〕、あるいはイトーノスの子ヒッパルキモスの子〔シケリアのディオドロス、4巻67・7。〕。アルゴナウタイの1人〔アポロドーロス、1巻9・16。〕、ヘレネーの求婚者の1人〔ヒュギーヌス、81。〕。 トロイア戦争では、テーバイ王テルサンドロスがミューシアで戦死したとき、王の子ティーサメノスが若かったためテーバイの武将に選ばれ〔パウサニアス、9巻6・15。〕、ボイオーティア勢の長として、レーイトス、アルケシラーオス、プロトエーノール、クロニオスとともに参加し、12隻の軍勢を率いた〔『イーリアス』2巻494、495。ヒュギーヌス、97。〕。ペーネレオースはプロマコスを討ったアカマースを退かせつつ、ポルバースの子イーリオネウス、さらにリュコーンを討ったが、ゼウスがトロイアの味方をしてアイギスを振りかざしたとき一番に逃げ出し、プーリュダマースの槍に傷つけられた〔『イーリアス』14巻、16巻、17巻。〕。その後テーレポスの子エウリュピュロスに討たれたとも〔スミュルナのコイントス、7巻。〕、戦死せずに木馬作戦に参加し〔トリピオドーロス。〕、コロエブスを討ったともいう〔ウェルギリウス『アエネアース』2巻424~425。〕。 なお、ペーネレオースには子オペルテースがあり、ダマシクトーン、プトレマイオス、クサントスと子孫が続いた。他にはピロータースがいた。ダマシクトーンはティーサメノスの死後、テーバイ王。〔パウサニアス、9巻5・16。7巻2・3、2・10。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペーネレオース」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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