翻訳と辞書
Words near each other
・ ホイサラ
・ ホイサラ朝
・ ホイザ
・ ホイシュレッケ
・ ホイジンガ
・ ホイジンガー式弁装置
・ ホイジンハ
・ ホイス
・ ホイスカ
・ ホイスカー
ホイスト
・ ホイストクレーン
・ ホイストン
・ ホイス・グレイシー
・ ホイゼンシュタム
・ ホイタッカー
・ ホイチョイ
・ ホイチョイプロ
・ ホイチョイプロダクション
・ ホイチョイプロダクションズ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ホイスト : ミニ英和和英辞書
ホイスト
hoist
ホイスト : ウィキペディア日本語版
ホイスト

ホイスト(、)は、イギリスを発祥とするトランプを使ったトリックテイキングゲームの1つ。プレイントリックゲームに属し、4人が2人ずつ2チームに分かれて勝敗を争う。18世紀-19世紀にかけて流行した。ブリッジの元になった伝統的なゲームである。
世界的にはホイストはブリッジに淘汰されてしまったが、イギリスでは現在も最も人気のあるゲームのひとつである〔 の引く1981年のワディントン社の調査によると、ホイストはラミーに次ぐ人気で、調査対象の28%が最近プレイしたと答えている〕。
== 歴史 ==
ホイストの歴史ははっきりしない点が多い。チャールズ・コットンの「The Compleat Gamester」(1674年)には、「Ruff and honours」というホイストによく似たゲームが記されているが、手札は12枚で、残った4枚の一番上をめくってそれを切り札とするものであった。切り札のAを持っている人がその4枚を手札に加え、いらない札をかわりに捨てることができた。それ以外はロング・ホイストと同様のゲームであったらしい〔Game Report: English Ruff and Honours (Medieval & Renaissance Games Home Page)〕。ホイストはこのゲームが元になっていると考えられる。
18世紀前半に科学的な理論に基づいた戦術が確立されると、ホイストは知的なゲームとして大流行した。エドモンド・ホイルが1742年に出版した「A Short Treatise on the Game of Whist」〔 (OpenLibrary)
〕は権威のある書として多くの版を重ね、「ホイル」という語がゲームのルールブックの別名になった。
20世紀になると、ホイストにビッドの概念を追加したオークション・ブリッジや、その改良版であるコントラクトブリッジが発明され、もともとのホイストが遊ばれることはなくなっていった。
日本でも明治時代にウイスト・ウヰストなどの名前で紹介されたが〔 (国会図書館近代デジタルライブラリー)
〕、ポイントトリックゲームにアレンジされており、本来のホイストはほとんど流行しなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホイスト」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.