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ホウ化マグネシウム : ミニ英和和英辞書
ホウ化マグネシウム[か]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
 (suf) action of making something

ホウ化マグネシウム ( リダイレクト:二ホウ化マグネシウム ) : ウィキペディア日本語版
二ホウ化マグネシウム[にほうかまぐねしうむ]

二ホウ化マグネシウム(にホウかマグネシウム、magnesium diboride、MgB2)はホウ素とマグネシウムからなる無機化合物で、六方晶の層状物質。結晶構造は AlB2 型構造 (''P''6/mmm)。これは、ホウ素がグラファイトのように亀の甲(ハニカム)状となって層状に積層した間を、マグネシウムインターカレート(intercalate, 挿入)したような構造である。金属間化合物であり、金属の性質を示す。ホウ素層内は主に共有結合であり、ホウ素層、マグネシウム層間はイオン結合的な力で結合している(この点が、グラファイト層間のファンデルワールス結合と異なる)。
== 超伝導 ==
2001年1月に青山学院大学秋光純らのグループが、ごくありふれた物質として市販もされていた MgB2 が、実は 39 K(ケルビン)で超伝導を示すことを発見した〔Nagamatsu, J.; Nakagawa, N.; Muranaka, T.; Zenitani, Y.; Akimitsu, J. (2001). ''Nature'' 410: 63.〕。転移温度銅酸化物を中心とした高温超伝導物質よりはるかに低いが、金属間化合物(あるいは金属)ではNb3Ge(転移温度 23 K)以来の更新であった。
MgB2 における多重超伝導ギャップの起源 (The origin of multiple superconducting gaps in MgB2) についての論文が2003年に出版されている〔Souma, S.; Machida, Y.; Sato, T.; Takahashi, T.; Matsui, H.; Wang, S.-C.; Ding, H.; Kaminski, A.; Campuzano, J. C.; Sasaki, S.; Kadowaki, K. (2003). ''Nature'' 423: 65.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二ホウ化マグネシウム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magnesium diboride 」があります。




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