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ホスファチジルセリン phosphatidylserine =========================== ホスファチジルセリン
ホスファチジルセリン(Phosphatidylserine、略称: Ptd-L-SerあるいはPS)は、リン脂質の成分であり、通常はフリッパーゼと呼ばれる酵素によって細胞膜の内葉(細胞質側)に留められている。細胞にアポトーシスが起こる時、ホスファチジルセリンは細胞膜の細胞質側にもはや制限されず、細胞の表面に露出するようになる。 ==代謝==
バクテリアにおいて、ホスファチジルセリンはアミノ酸のセリンとCDP(シチジン二リン酸)によって活性化されたホスファチジン酸が縮合することによって生合成される〔Phosphatidylserine and related lipids 〕。ほ乳類では、ホスファチジルセリンはホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミンの塩基交換反応によって生産される。逆にホスファチジルセリンからホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミンを得ることもできるが、動物ではこのホスファチジルセリンからホスファチジルコリンが生成する経路は肝臓でのみ起こる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホスファチジルセリン」の詳細全文を読む
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