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(n) phosphinic acid =========================== ・ ホスフィン酸 : [ほすふぃんさん] (n) phosphinic acid ・ フィン : [ふぃん] 【名詞】 1. fin 2. (n) fin ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
リン(燐、〔http://www.thefreedictionary.com/Element+15〕)は原子番号 15、原子量 30.97 の元素である。元素記号は P。窒素族元素の一つ。白リン(黄リン)・赤リン・紫リン・黒リンなどの同素体が存在する。+III(例:六酸化四リン PO)、+IV(例:八酸化四リン PO)、+V(例:五酸化二リン PO)などの酸化数をとる。 == 同素体 == リンは数種類の同素体をもつことが古くから知られている。白リン以外の同素体は、安定でほぼ無毒である。 白リン (P) は四面体形の分子からなり、比重が1.82、融点が44.1 ℃、沸点が280 ℃の、常温常圧で白色ロウ状の固体である。発火点は約60 ℃で些細な事で自然発火するため、水中で保存する。空気中で室温でも徐々に酸化され、熱および青白い光を発する。現在燐光は別の発光現象の意味で用いられているがその語源でもある。ベンゼン、二硫化炭素 (CS) などの有機溶媒によく溶ける。強い毒性を持ち〔PHOSPHORUS (YELLOW) 国際化学物質安全性カード〕、にんにくのような臭いがある。日光にあたると赤リンに変化する。 黒リンは比重が2.69の固体である。黄リンを約12000気圧で加圧し、約200 ℃で加熱すると得られる。リンの同素体中で最も安定である。半導体であり鉄灰色の金属光沢をもちβ金属リンともよばれる。空気中ではなかなか発火しない。 紫リンは比重が2.36の固体である。褐色を帯びた暗紫色で金属光沢をもちα金属リンともよばれる。密閉して、黄リンに鉛を加え加熱することで得られる。電気伝導性は小さい。真の同素体ではなく、赤リンと黒リンの混合物と考えられている。 赤リンは紫リンを主成分とする白リンとの混合体で、融点590 ℃、発火点260 ℃の赤褐色の粉末である。二硫化炭素に不溶。マッチの材料に使われる。密閉した容器で黄リンを約250 ℃で加熱すると得られる。 紅リンは比重が1.88の深紅色の粉末である。微細な粒子からなる赤リンと考えられている。 二リン (P, P≡P) は、リン同士が三重結合して二原子分子になったものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phosphorus 」があります。 スポンサード リンク
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