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ヲシテ(をして)は、ホツマツタヱ、ミカサフミ、フトマニで用いられているやまとことばを記す日本の文字。またはその文献。なお、文献についてはヲシテ文献を参照のこと。 == 概要 == ヲシテは、いずれも江戸時代中期には存在したことが確認されている『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』『フトマニ』を記述している文字である。この3文献は「ヲシテ文献」と呼ばれている。詳しくはヲシテ文献を参照のこと〔文書ではヲシテ文献のことを『ヲシテ』と呼ぶこともある〕。ヲシテ文献に使われている文字は同一で、文書の中では「ヲシテ」と呼ばれている。「ヲシテ」は、近世以降の経緯から「ホツマ文字」「秀真文字」「伊予文字」、「オシテ」「ヲシデ」と表記される場合もある。縄文時代から日本列島で用いられていたと一部のヲシテ文献研究者に考えられている。 日本語学や歴史学の学会では、江戸時代に創作された神代文字のひとつであるとされている〔 山田孝雄『所謂神代文字の論』藝林 第4巻 1958年(昭和33年) 〕〔ホツマツタヱ#神代文字捏造ブームと偽書疑惑〕。それに対して、ヲシテ文献研究者からは「その論拠は上代特殊仮名遣による8母音説であり、根拠として成り立たない」という意見が出されている。 なお、縄文土器など、江戸時代の宝暦年間以前の遺物からヲシテの文字や文を記したものは確認されていない〔〔鳥居礼『ホツマツタエ入門』株式会社 東興書院 初版 1989年(平成元年)3月3日 ISBN 4924808040〕。このような事から、考古学上の比定地特定の参考資料としてヲシテ文献を活用した場合、画期的な発見がなされるとヲシテ肯定者〔主に古代文字研究者。特に一部のヲシテ文献研究者〕からは期待されている〔。 また、鏡の文様〔吾郷清彦『日本建国史 全訳ホツマツタヱ 』國書刊行会(株)新國民社 伊勢一宮椿大神社東京事務所 初版・1980年(昭和55年)2月11日〕、神社の護符・神紋、研究者である小笠原家の戒名〔松本善之助『続・ホツマツタヱ』毎日新聞社 〕などに使われ、古来の日本の意匠としても馴染み深い意匠として使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヲシテ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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