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ホテル西洋銀座(ホテルせいようぎんざ)は、東京都中央区銀座一丁目にあった高級シティホテル。 == 概要 == 1984年にオープンした有楽町西武〔2010年12月25日に閉店し、現在はルミネとなっている。〕に続くセゾングループの銀座戦略の一環として〔『商店建築』(商店建築社刊)1987年6月号132ページ。〕、グループのデベロッパー・西洋環境開発により、1987年1月、銀座中央通り沿いに竣工した銀座テアトルビル内に開業した。 77〔開業当初の客室数は80室。〕という少数の客室数ながら1室の平均面積は60㎡(畳換算で約30畳)を超え、開業当初は6階以上がすべてスイートルームであった〔『新建築』(新建築社刊)1987年6月号171ページ。〕。 外観は菊竹清訓が手掛け、客室階の三次元的にセットバックする襞のある形態と、劇場部分の大屋根を白いセラミックで覆い、大きな館を暗喩させるデザインとした。 映画館「銀座テアトル西友」(後の銀座テアトルシネマ)と銀座セゾン劇場(後のル テアトル銀座 by PARCO)を併設。地下1階のレストランはホテルと劇場で共通であった。 菊竹が提唱したメタボリズム建築を具現化し、ライフスタイルの変化に対応することを目指して、 3階には宴会場とホワイエ、楽屋を同じフロアに配置。ホワイエをイベントスペースとして活用したり、役者と観客の交流を促すなど、ホテルの新しい可能性を提示することも意図していた。 パーソナルコンシェルジュサービスもいち早く導入された。一般的なホテルにあるフロントカウンターはなく、利用客はホテルに到着すると、パーソナルセクレタリーと呼ばれるスタッフが出迎え、2階にあるレセプションルームでチェックインを行い、各客室へ案内。チェックアウトまでの秘書的な業務に加え、各種チケットやリムジンなどの手配・予約にも対応した。客室内ではルームアシスタントがランドリーサービス承りから好みの枕・バス用品・化粧品のオーダーに至るまで、様々な利用客の要望に応えていた〔「ホテル業界の超新星 ホテル西洋銀座を観察する」『月刊ホテル旅館』(柴田書店刊)1987年4月号185~190、192~194、199~201ページ。〕。 この他、宿泊客及び厳しい入会資格をパスした会員のみが入れるメンバーズバーなどを併設するなど、日本旅館の持つ“かゆいところに手が届くようなサービス”を取り入れた〔『商店建築』1987年6月号135ページ。〕「スモールラグジュアリーホテル」を自称していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホテル西洋銀座」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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