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ホノルルマラソン (Honolulu Marathon) は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島ホノルル市で開催されるロードレース(マラソン)大会で、2013年までに41回開催されている。1977年以降は12月第2日曜日に開催することになっている。1984年の第12回大会以降、長年に亘り日本航空(JAL)が協賛しており、現在の正式大会名は「JALホノルルマラソン」となっている〔JALホノルルマラソン 〕。近年は参加者の過半数近くを日本人ランナーが占めている。 == 概要 == コースは、アラモアナ公園をスタート、一旦ダウンタウンに向かった後アラモアナに戻り、その後ワイキキを通りダイヤモンドヘッド、ワイアラエ・ビーチを眺め、カラニアナオレ・ハイウェイを通ってハワイカイを折り返し、カピオラニ公園をゴールする42.195km(26.2マイル)のフルマラソンコースで、一般部門と車椅子部門の2部門で構成されている。 通常フルマラソンのスタート時刻は午前5時、車いす部門はそれに先立つ4時55分となっている。また一般部門では総合表彰とは別に各年代の上位選手を対象にした表彰、また予め登録された3名1組によるチームの合計タイムで競うチーム部門(3名の合計年齢及び男女の構成状況による9つのカテゴリー)を対象とした表彰もある〔。 アメリカ合衆国ではニューヨークシティーマラソン、ボストンマラソン、シカゴマラソンと並ぶ「全米4大マラソン大会」(規模としては3位)の一つであり、全世界を通じても参加人数的に6番目の規模の大会はあるが、マラソンとしては高温下、また風が強い中で行われるという気象条件、さらにコースのアップダウンなどの条件が厳しいため、先述の3箇所のマラソンと違い、「世界記録が決して出ないコース」とも言われ、実際大会最高記録は、男子が2時間11分12秒 <ジミー・ムインディ (ケニア、2004年)>、女子が2時間27分19秒 <リュボフ・デニソワ(ロシア、2006年)> と、男女とも比較的平凡な記録である。 但し大会の特徴の一つとして、時間制限を設けていないこと(ゴール時間および参加標準記録。但しゴールゲートは16時台を目処に撤去され、それ以降ゴールした参加者のゴールタイムは手動計時となる)や、大会当日に満7歳以上の健康な人なら誰でも参加できること〔も手伝って、健康づくりのために参加している一般市民ランナーや、フルマラソン初参加のランナーも多く、「世界一の市民マラソン大会」、「ジョガーの祭典」とまでいわれる。 またフルマラソン、車いすマラソン部門のほか、フルマラソンスタートの約25分後にスタートし、カピオラニ公園まで約10kmを歩く「レースデー・ウォーク」(開始当時の呼称は「メイヤーズ・ウォーク」)も行われている。 日本人ランナーが、全参加者の半数以上を占めている(アメリカ合衆国の観光ビザ取得が免除されたバブル景気期(1989年)以降、1999年、アメリカ同時多発テロ事件の影響で1万人を下回った2001年以外は2012年まで毎回)。2013年と2014年は過半数を下回ったものの、なお多くの日本人が参加している。冠スポンサーの日本航空は、大会開催に合わせツアーを企画し多数の臨時便を運航している〔ホノルルマラソンツアー2009 〕。このため、現在の大会公式スポンサーは、アンダーアーマー社以外、日本航空も含め全て日本企業となっている。なお、日本人ランナーが参加者の半分以上を占め、女子では2003年に早川英里、2008年に嶋原清子が優勝しているものの、男性優勝者は過去に出ていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホノルルマラソン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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