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ホメピゾール : ミニ英和和英辞書
ホメピゾール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ホメピゾール : ウィキペディア日本語版
ホメピゾール[ちょうおん]

ホメピゾール(Fomepizole、別名:4-メチルピラゾール)は、エチレングリコールまたはメタノール〔International Programme on Chemical Safety (IPCS): Methanol (PIM 335), , retrieved on March 1, 2008〕中毒ならびにその疑い例の解毒に用いる医薬品である。単独投与又はダイアライザーによる透析と並行して用いる。それとは別に、錯体化学での4-メチルピラゾールの挙動が研究されている。WHO必須医薬品モデル・リストに収載されている。
==効能・効果==
ホメピゾールは肝臓のアルコールデヒドロゲナーゼ競合阻害する。アルコールデヒドロゲナーゼはエチレングリコールやメタノールを代謝する主要酵素であるので、その阻害に因り蓚酸ホルムアルデヒドといった有害物質の生成を妨げる事が出来る。
* エチレングリコールはアルコールデヒドロゲナーゼにより酸化されて先ずグリコールアルデヒドになり、更に酸化されてグリコール酸グリオキシル酸を経て蓚酸となる。グリコール酸や蓚酸は代謝性アシドーシスを引き起こし、同時に腎毒性を持つ。
* メタノールはアルコールデヒドロゲナーゼにより酸化されてホルムアルデヒドとなり、更にホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼに因り酸化されて蟻酸となる。蟻酸は代謝性アシドーシスの原因となる他、視神経毒性を持つ。
エチレングリコールやメタノールの最初の代謝酵素を競争的に阻害する事で、ホメラゾールは有毒物質の生成を遅延させる事が出来る。それに因り肝臓での処理(有毒物質の分解)および排泄が相対的に優位となり、腎臓や眼への有毒物質の蓄積を回避することが出来る。
ホメピゾールはエチレングリコール/メタノール暴露後直ちに投与した場合に最も有効である。投与が遅れると毒性物質が生成してしまう〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホメピゾール」の詳細全文を読む




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