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ホモホモ7
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『ホモホモ7』(ホモホモセブン)は、みなもと太郎による日本の漫画作品。 == 概要 == 『週刊少年マガジン』(講談社)にて1970年30号から1971年13号にかけて連載されたスパイもののパロディを中心としたギャグ漫画。スパイもので主流の劇画調の絵柄と、それとはおおよそ似つかわしくないギャグ漫画調の絵柄を混在させ、それまでになかった独特のギャグマンガを作り上げた。現在多くの漫画作品で普遍的に見られる、シリアスな作品でも笑いの入る場面でキャラクターの顔がギャグ漫画調に崩れる手法、またその逆にギャグ作品で崩れた顔のキャラクターがリアルな顔に変化してそのギャップで笑わせる手法は、本作がルーツとなっている。 元々は『ビッグコミック』(小学館)用に描いた未公開の代原『レスレス7喜々一発』で、これが『週刊少年マガジン』の副編集長に気に入られて連載となった〔みなもと太郎 「本邦初公開!『レスレス7喜々一発』自作解説」『ホモホモ7完全版』 p.396。〕。 読者対象であった小・中学生からの支持はあまり得られず、編集部内での受けは悪かったという〔『まんが学特講』 p.18。〕が、高年齢層からの人気は高かった。「斬新な実験作」と見られており〔『みにゃもとWORLD』p.13。〕、いしかわじゅんは漫画の評論を中心としたエッセイ、「漫画の時間」で本作を取り上げ、その後のギャグ漫画に与えた影響について熱心に語り、大塚英志や竹熊健太郎やとり・みきは、それまでの漫画とは違ったこの漫画を読んで衝撃を受けたという〔『まんが学特講』 p.14。〕〔竹熊健太郎 「永遠のマンガ青年/みなもと太郎」『ホモホモ7完全版』 pp.416-417。〕。また、島本和彦も作品内の登場人物の発言として本作の手法の斬新さに言及している〔『アオイホノオ』少年サンデーコミックス第7巻p.138。〕。 2002年には、「VOW王国 デラックス」に、復刻して収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホモホモ7」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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