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「むさしの」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、府中本町駅・八王子駅 - 大宮駅間を中央本線・武蔵野線・東北本線経由で運転する普通列車の愛称。 かつては「快速むさしの」、土曜・休日には「ホリデー快速むさしの〔側面の方向幕は「快速むさしの」と表示。〕」として運転されていた。 == 運行概要 == 乗り換えが必要な中央本線沿線・武蔵野線沿線から大宮駅までを、通常は旅客列車の走行しない武蔵野貨物線(国立駅 - 新小平駅間および西浦和駅 - 大宮間)を走ることにより、直通する列車である。 上述貨物線はJR東日本が第一種鉄道事業者であるが、同社では独立した線区とみなしていないため同区間を乗車する場合の運賃は前者は西国分寺駅、後者は武蔵浦和駅経由で計算され、第二種事業者である日本貨物鉄道(JR貨物)が設定している営業キロは適用されない〔交通新聞社発行の『JR時刻表』では、西国分寺駅(武蔵浦和駅は掲載なし)に通過を示すマークが記載される。〕。 運行本数は平日3.5往復(大宮行が4本、八王子行が3本運行)、土休日は3往復。大宮行の始発駅は八王子駅の他、朝は中央線のラッシュを避けるため、府中本町駅発が平日2本、休日1本ある。大宮発は全て八王子行きである。 中央線大規模工事などで列車が運休または減少などの措置が採られる場合、以前は八王子発着列車も運休されていたが、現在では増発に合わせて一部区間運休措置で運転される(八王子行は東所沢止まり、大宮行きは新秋津始発〔充当車両は東所沢電車区から回送される。〕など)。 中央線内は臨時列車時代から2014年3月までに至るまで、中央線快速停車駅である国立駅と中央特快の停車駅である日野駅・豊田駅を通過しているため中央特快よりも停車駅が少ない(快速)普通列車という「ねじれ現象〔類似例として中央線快速系電車と高尾駅以西発着の普通列車・常磐線快速電車と普通列車の関係でも生じたが、前者は新宿乗り入れ廃止・立川駅 - 高尾駅間各駅停車化、後者は取手駅以南での快速統一化により解決した。〕」が発生する。このため立川駅下りホームでは「今度の列車(むさしの号)は日野・豊田には停車いたしません」という案内が頻繁に行われた。一方、八王子駅・立川駅上りホームでは「新宿・東京方面にはまいりません」と案内される。 2014年3月ダイヤ改正で、中央線の豊田、日野、国立停車と、日中の列車を廃止し、夜間増発が行われた。平日の本数は変わらないが、土休日の大宮行きは5本となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「むさしの (列車)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Musashino (train) 」があります。 スポンサード リンク
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