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ホリプロTSC : ミニ英和和英辞書
ホリプロTSC
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ホリプロTSC ( リダイレクト:ホリプロタレントスカウトキャラバン ) : ウィキペディア日本語版
ホリプロタレントスカウトキャラバン

ホリプロタレントスカウトキャラバンは、日本の業界大手芸能事務所であるホリプロが主催する、新人発掘を目的としたオーディションである。略称「(ホリプロ)TSC」。芸能界への有力な登竜門として、また最も歴史と伝統を有することで知られているコンテストである。
== 概要 ==

* 1970年代中頃、『スター誕生!』などのオーディション番組では他社との競合により新人を希望通りに獲得できない事が多く、また「当時はそれほど高くなかったホリプロダクション(当時)の知名度と芸能事務所の社会的評価を向上させたかった」という堀威夫(ホリプロ創業者、現・ファウンダー最高顧問)の思いから、自ら全国を回ってスカウトするかたちを立案企画し、スタートした。
* 初期の数回においては堀威夫が選考に直接関わり、意見が分かれた際の最終的な決定権を持っていた。
* 第1回グランプリの榊原郁恵が活躍したことによりホリプロのスカウト活動の中心的イベントとなった。また、芸能事務所が新人発掘をテレビ番組に頼らず自社でオーディションを開催する形式が定着化するきっかけとなった。一方、『スター誕生!』の応募者が徐々に減少していくひとつの要因ともなった。
* アイドルブームが去り当コンテスト自体にもマンネリ感が出た時期に「そろそろ止めたらどうか?」という声がホリプロ社内で上がり堀威夫に提言したところ「本当に原石は掘り尽くしたのか?止めるのは簡単だが我々は今後どこに鉱脈を求めるのか?」と問われて再検討し、継続が決まったという経緯がある。
* 通常はグランプリ受賞者には優勝賞金が送られるが、その回の後援企業からCM出演など何らかの副賞が付く場合もある。
* 第1回から4回のグランプリ受賞者(榊原郁恵、西村まゆ子、能瀬慶子比企理恵)は、事務所の先輩である山口百恵主演の正月映画に助演した〔それぞれ、『春琴抄』、『霧の旗』、『炎の舞』、『天使を誘惑』。キャストのクレジットには「新スター」と表記。〕。
* 第16回(第1回飛び出せ!日本男児)を除いて基本的に女性対象だが、初期は特に男女の限定はなかった模様で、第3回では男性の東寿明(あずま としあき)が審査員特別賞を受賞し、後に歌手デビューを果たしている。
* 当初は正統派アイドルを発掘する感のみが強かったが、近年の芸能界そのものの多様化に対応するため、グランプリ受賞者のマネジメントを担当する予定の若手・中堅社員をコンテスト実行委員長に据え、回毎のコンセプトを明確に定め、より幅広い分野からのタレント発掘を目指すものに改善が図られている。このため、年度によりお笑いタレント発掘が主眼となった年もあった。
* 基本的に書類選考を経て夏休み期間中に順次各地で地方予選を行い、東京で選抜者による本選(決戦大会)を行うが、近年は本選前に事前審査を兼ねた合宿やレッスンを課すケースが多い。
* また公開オーディションとして第1回大会からコンテストの模様をテレビ朝日が放送しており(初期は『水曜スペシャル』で放送。第15回のみテレビ東京)、同局の系列局ANN、但しクロスネット局福井放送テレビ宮崎を除く)がしばしば地方の予選会場に使われている。ただし一般公募しなかった回と非公開の回があり、これらについては放送されなかった。第35回(2010年)では本選がニコニコ生放送Ustreamでライブ配信された。
* グランプリ受賞者は事務所の先輩である和田アキ子が司会の「アッコにおまかせ!」(TBS)にてお披露目として出演するのが恒例となっている。
* 2005年度には、パルコ各店において、ホリプロ スカウト隊やパルコ内のテナントスタッフからスカウトされて「スカウトパスポート」を受け取った者は1次審査が免除となる制度が実施された〔(2010年5月)〕。
*2011年度は「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」と銘打ち、ホリプロ初の声優アーティストの募集を行っている。
*2012年度は「37th ホリプロタレントスカウトキャラバン2012 〜夢をつかめ! あなたもディズニープリンセス〜」と銘打って、ディズニーとのタイアップを組んで展開された〔番組公式サイト 。〕。コンセプトはディズニープリンセスのような女性の発掘〔。この模様は地区予選後の合宿から決勝大会までを追ったドキュメンタリー形式にまとめ、2012年9月30日Dlifeで放送された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホリプロタレントスカウトキャラバン」の詳細全文を読む




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