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ホワイトシェル研究所 : ミニ英和和英辞書
ホワイトシェル研究所[ほわいとしぇるけんきゅうしょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

研究 : [けんきゅう]
  1. (n,vs) study 2. research 3. investigation 
研究所 : [けんきゅうしょ, けんきゅうじょ]
 【名詞】 1. research establishment (institute, laboratory, etc.) 
: [ところ, どころ]
 (suf) place

ホワイトシェル研究所 : ウィキペディア日本語版
ホワイトシェル研究所[ほわいとしぇるけんきゅうしょ]
ホワイトシェル研究所(ホワイトシェルけんきゅうしょ、英語Whiteshell Laboratories)は、かつて存在した、カナダ原子力公社研究機関である。
== 沿革・概要 ==
1963年チョーク・リバー研究所に続くカナダ原子力公社の2つめの研究所としてマニトバ州東部のピナワ(:en:Pinawa)に開設され、放射性廃棄物の処分に関する研究開発が重点的に開始された〔原子力百科事典ATOMICA カナダの原子力開発体制 (14-04-02-03) 〕。また、CANDU炉設計と炉安全解析ならびに新型燃料開発とその再処理、低線量放射線に関する生物・医学的影響についての研究も行われた。1983年の時点で、化学・材料科学部、廃棄物管理部、応用科学部、健康・安全部の4つの研究部が置かれ、研究部員400人および管理部、工営部、事務部600人の総数約1000人余が働いていた〔福井正美「カナダ原子力公社ホワイトシェル研究所」 『保健物理』18巻4号、pp.425-430、1983年、日本保健物理学会〕。
1978年、使用済み燃料の地層処分に関する基礎研究のための地下研究施設URL(Underground Research Laboratory)が併設され、原位置試験が開始された。URLでは、1995年-2000年、日本の動力炉・核燃料開発事業団との共同研究も行われた〔原子力百科事典ATOMICA 動力炉・核燃料開発事業団(PNC)の活動 (13-02-01-13) 〕〔日本原子力研究所『たゆまざる探究の軌跡 研究活動と成果1995』4.10 深地層での放射性物質の動きを探る 〕。
1998年、ホワイトシェル研究所廃止。研究炉や施設の廃止措置が進められ、研究開発はチョーク・リバー研究所に統合された〔原子力百科事典ATOMICA カナダの研究・開発に関する主な機関 (13-01-03-03) 〕。URLはその後も継続利用されていたが、2010年、地下部分が閉鎖・密封された。
現在、研究所の敷地に約300人の従業員がおり、施設の廃止措置や地下水管理が続けられている〔カナダ原子力公社Whiteshell Laboratories (英語)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホワイトシェル研究所」の詳細全文を読む




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