|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
白色ポルトランドセメント(はくしょくポルトランドセメント、White Portland cement)は、その名の通り純白色を特徴とするセメントである。白色普通ポルトランドセメント(white ordinary Portland cement (WOPC))、白色セメント、ホワイトセメントなどとも呼ばれる。ポルトランドセメントの一種であり、白さを引き出すため、特に鉄分の含有量が減らされている。それ以外の基本的な性質は普通のポルトランドセメントとほぼ同じであるが、製造法がやや異なるため普通のポルトランドセメントよりも一般に高価である。 == 用途 == 白色ポルトランドセメントは、水や骨材と混ぜることで純白のコンクリートを形成するため、気品を持たせたい建築物や、コンクリート製装飾物を作るために用いられる。白色ポルトランドセメントは高価なため、建物の構造用よりもプレキャストのパネルとして建物内外壁の表面にのみ使われることが多い。 顔料を混ぜれば容易に着色でき、カラフルなコンクリートやモルタルをつくることができる。普通のポルトランドセメントでも着色は可能だが、白色ポルトランドセメントに比べると明るさが足りないことがある。白色ポルトランドセメントならば明るい赤や黄色、緑などの色が容易に出せる。青色も可能だが、ややコストがかかる。顔料はコンクリートミキサーの中で混ぜられるか、サプライヤーによっては発色具合を一定にするため、あらかじめ顔料を混ぜたセメント(カラーセメント)を販売している。 コンクリート表面に塗料を塗って着色するのでなく、白色ポルトランドセメントやカラーセメントを用いて色をつければ、塗料が剥がれたり変質したりする危険がなく、コンクリートが磨耗しても色が消える心配もないなどの利点がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白色ポルトランドセメント」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 White Portland cement 」があります。 スポンサード リンク
|