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「ホワットエヴァー」 (Whatever) は、イギリスのロックバンド、オアシスのクリスマス商戦に向けてリリースされたシングル。 ==解説== リードギタリストのノエル・ギャラガー作詞・作曲。1994年12月18日にリリースされた、デビューアルバム『オアシス』と2ndアルバム『モーニング・グローリー』の間にリリースされた。全英3位を記録し、初めてトップ5に入ったシングルであった。以降のシングルは、2008年の「アイム・アウタ・タイム」まで全てトップ5入りしている(ダウンロード限定リリースの「ロード・ドント・スロウ・ミー・ダウン」を除く)。2010年発売の『タイム・フライズ…1994-2009』に収録されるまでは、「ロード・ドント・スロウ・ミー・ダウン」と同様にアルバムには収録されていなかった。ニック・インガムとノエル・ギャラガーが編曲したストリングスを、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏している。 「ホワットエヴァー」をライブで演奏する際には、時にはシングル・バージョンに続いて、オーケストラのストリングスが続くこともある。また、ライブ・バージョンとして曲の終わりに、ビートルズの「オクトパス・ガーデン」、デヴィッド・ボウイがモット・ザ・フープルに提供した「すべての若き野郎ども(オール・ザ・ヤング・デューズ)」の歌詞が続くこともある。「すべての若き野郎ども(オール・ザ・ヤング・デューズ)」が続く場合には「Dudes」を「blues」に言い換えて歌うが、これはギャラガー兄弟がファンであるマンチェスター・シティFCへのことである。1996年8月のネブワースのライブでは、ハーモニカ・プレイヤーのマーク・フェルサムと共に演奏している。 日本では、ソニー・VAIO(2002年)、トヨタ・マークXジオ(2007年)、アサヒ・オフ(2009年)、ファミリーマート30周年記念(2011年)などのCMに起用されたため、知名度が高い〔「オアシス、シークレットギグでファン感涙のあの曲を…… 」 BARKS、2006年11月16日。〕。 ノエルは、この曲が日本で知名度があることを不思議に思っているが、日本公演で度々演奏する〔「アジカンLOCKS! 」〕。 ニール・イネスの「ハウ・スウィート・トゥ・ビー・アン・イディオット」からメロディの一部を借用している。イネスはオアシスを訴え、共同クレジットへの記載と印税を得た〔O'Gorman, Martin. 2002. The Oasis Top 50. ''Q Magazine''.〕。 日本盤CDにはアルバム『オアシス』に収録されていた「スライド・アウェイ」をカットして、日本未発売のシングル「シガレッツ・アンド・アルコール」からカップリング曲を追加収録しているため選曲が異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホワットエヴァー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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