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G型エンジン(Gがたエンジン)は、本田技研工業で製造されていた大型車種用の直列5気筒ガソリンエンジンである。 == 機構 == FF車において、エンジンの重心位置を前輪車軸より後ろに下げ、縦置きに搭載(FFミッドシップレイアウト〔アコード インスパイア/ビガー発売時のFACT BOOK 〕)するために開発された直列5気筒 SOHC 20バルブ クロスフロー エンジンである。回転方向は、当時の同社他型式エンジンと同じ時計回り〔出力取出軸端より見た時の回転方向。JIS B 8001 による。〕である。FFミッドシップレイアウトによるエンジン搭載位置の上昇を、ドライブシャフトをオイルパンに貫通させることで防ぎ、さらにエンジンを車体の右側へ35度傾斜させることで、より低重心化を図った〔 縦置きレイアウトのためドライブシャフトとクランクシャフトが直交し、ドライブシャフトより高い位置にクランクシャフトを配置せざるを得ないため。〕。 吸・排気バルブはそれぞれ2個ずつで、タイミングベルトで駆動されるカムシャフトにより、ロッカーアームを介し開閉される。点火プラグの先端が燃焼室の天井中央に露出しているが、点火プラグ自体はカムシャフトを避けるために吸気バルブ側に傾けている。シリンダーブロックはアルミ製である。1次偶力によるエンジンの振動を低減させるためのバランサーが装着された〔のちにエンジンマウントの改良(液封マウントの採用)により廃止。〕。 燃料供給装置はPGM-FI仕様のみで、インテークマニホールドの各気筒のポートにインジェクターが取付けられたマルチポイント式で、インテークマニホールドに可変吸気装置が装備されている。エキゾーストマニホールドはステンレス製の5-3-1集合〔各気筒の排気管を、点火順序を考慮し排気干渉が起きないように集合させている。エンジン前側より1番,2番とした場合、1番気筒と4番気筒、2番気筒と3番気筒をそれぞれ集合させた後、独立した5番気筒の排気管の合計3本を最後に1本に集合させたもの。〕で、その後ろに排気ガス浄化のため三元触媒が装備されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・G型エンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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