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L型エンジン(Lがたエンジン)は、本田技研工業で製造されている小型車種及びハイブリッドカー用の直列4気筒ガソリンエンジンである。 == 機構 == === i-DSI === *L12A,L13A,L15A 従来のD型の後継エンジンにあたる、直列4気筒 SOHC 8バルブ クロスフロー エンジンである。回転方向は、当時の同社 他型式エンジンと同様に逆時計回り〔出力取出軸端より見た時の回転方向。JIS B 8001 による。なお、J型エンジン以前に開発された他型式エンジンは、時計回りであった。〕である。 次世代に向け、CO2の削減(燃費の向上)と排気ガスのクリーン化を両立しながら、走る楽しさ(動力性能の向上)との高次元での融合を目指したエンジンを、ホンダは「i-シリーズ」と称し、L型はその第2弾〔「i-シリーズ」第1弾は、K型エンジン。〕である。 吸・排気バルブはそれぞれ1個で、タイミングチェーンで駆動されるカムシャフトにより、ロッカーアームを介し開閉される。そのロッカーアームの摺動部には動弁系のフリクションを低減するためにローラー機構を使用している。点火プラグが対角の位置に2個ずつ取付けられ、その1つ1つに点火コイルを装着し、エンジン回転や負荷に応じて最適なタイミングと位相で点火する。シリンダーヘッドの吸排気ポートは、燃焼室内にスワールが形成される形状にし、燃焼速度の向上を図っている。シリンダーブロックはアルミ製で、シリンダーとクランクシャフトの中心軸がオフセットされ、ピストンとシリンダー間の摩擦抵抗の低減を図っている。 燃料供給装置はPGM-FI仕様のみで、インテークマニホールドの各気筒のポートにインジェクターが取付けられたマルチポイント式である。エンジン後方にエキゾーストマニホールドを取付けることにより、エンジンと三元触媒との間隔を近づけ、冷間時でも早期から排気ガスの浄化を可能にした。さらに、排気ガスを触媒のセル面に対して斜めにあて接触面積を増やし、浄化効率を向上させている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・L型エンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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