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R&P(アールアンドピー)は、かつて本田技研工業が製造販売していたオートバイである。本項では同一型式でベース車両となったノーティダックスについても解説を行う。 == 概要 == 1977年4月6日に発売。型式名CY50。 走行機能だけでなく創造する喜びをプラスしたデザインスペースと行動範囲を拡げる積載機能を拡充したレジャーバイクとして開発された原動機付自転車である。 車名のR&PはRide & Playの略で、「乗って楽しみ 創造するこころ」を意味する。登場当時の雑誌広告では車種名「R&P」は大きく記さず、「好きな名前でお呼び下さい」と本来の車種ロゴ掲載スペースは空白にしていた。 1983年に生産終了。 == 車両解説 == ベースとなったノーティダックスから、パイプ製鋼管ダイヤモンド型フレーム・空冷4ストローク2バルブSOHC単気筒エンジン・5.40サイズ幅広タイヤ・アップマフラーはキャリーオーバーとされた。 エンジンは、1971年にCB50用として開発された内径x行程42.0×35.6(mm)のシリンダーを水平から前傾12度とした「通称:縦系エンジン」と呼ばれるものである〔スーパーカブに搭載されるエンジンは、前傾80度のため横系エンジンと呼ばれる。>〕。 *本来は高回転高出力指向のユニットであるが、本車への搭載に際しトップパワーより、扱いやすさを重視し中低速トルクを太くするチューニングが実施された。 組み合わされるマニュアルトランスミッションは、ノーティダックスの4段から5段に変更された。 またリヤサスペンションは50ccクラスとは珍しく5段階のプリロード調整機能を装備するほか、シート高も690mmに抑えるなど乗りやすさを前面に押し出した。 車体面では、オーナー自身の手でモデファイを加えることが前提とされ、ステッカー・エンブレムの類はイエロー・ブルーのデザインステッカーとシート2枚を付属させる形が採用された〔デビューした1977年には、ステッカーデザインを競う「R&Pクリエイティブコンテスト」がホンダ主催で開催された。〕。 また本格的なレジャーバイクという観点から、積載機能の充実を図り大型キャリアを標準装備とした〔ただし原動機付自転車の積載上限量は30kgである。〕。 === 遍歴 === *1977年4月6日発売 :標準現金価格\128,000 日本国内の販売目標は4,000台/月 *1980年3月1日マイナーチェンジを実施 :デザインの一部変更とマッドガードが標準装備となる :54年騒音規制に適合のためエンジン性能が変更 ::標準現金価格\145,000 日本国内の販売目標は7,000台/年 *1981年2月車体色が追加 *1983年生産中止 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・R&P」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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