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ホンダ・Via : ミニ英和和英辞書
ホンダ・Via
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ホンダ・Via : ウィキペディア日本語版
ホンダ・Via

ビア (''Via'' 〔ラテン語で「道」「…経由」を意味する。英語など欧州圏の言語でも「…経由」といった意味である。Wiktionary "via"〕) とは、ホンダがかって生産していたスクータータイプの原動機付自転車オートバイ)の名称である。ヨーロッパではスカイという名称で発売されていた。
== 概要 ==
1987年のNS125Rや1989年のNSR125Fと同様にホンダ・イタリア・インダストリアーレ (''Honda Italia Industriale S.p.A.'' ) で製造され、日本に輸入され国内の型式認定を受けた上で1997年7月に発売された。
日本ではエクスプレス以来の前後16インチホィールでヨーロッパではハイホィールスクーターと呼ばれるジャンルの車種である。スタイリングは丸目で独立のヘッドライト、バーハンドル、丸形小型ウィンカーや丸形テールランプ、フォークブーツなどレトロ風なパーツを持つが、全体のフォルムとしてはレトロ一辺倒ではない。ヨーロッパでは'Neo Retro'と称していた。フロントサスペンションはグリスダンパーのテレスコピック、リアはユニットスイングでフロントディスクブレーキ、リアはドラムブレーキである。前後キャストホイールであるが、タイヤはチューブレスではなくチューブ入りである。
グリメカ製ブレーキキャリパーやデロルト製のキャブレター (PHVA12FS) 、ドゥカティ製のレギュレイトレクチファイヤー及びイグナイター、ピレリまたはミシュランの前後タイヤなどヘッドライトバルブにいたるまでヨーロッパ製のパーツを用いている。エンジンは強制空冷2ストローク縦型シリンダー・クランクケースリードバルブのAF43Eで、マフラー入口にはリストラクターと呼ばれるカラーが溶接されてパワーが絞られている。駆動系のパーツは一部国産ホンダ車と互換性がある。車体色はコスタブルー1色のみでシートとホイールはサンダーオレンジとなる。
発売時の日本でのホンダ50ccクラススクーターの主流だったライブディオと比較しパワーが劣ること、シート下はガソリンタンクとオイルタンクでメットインがなく積載性で劣ること、価格が比較的高額といったことから日本では人気がなく早々に絶版となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホンダ・Via」の詳細全文を読む




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