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ホンダ・コンチェルト : ミニ英和和英辞書
ホンダ・コンチェルト
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ホンダ・コンチェルト : ウィキペディア日本語版
ホンダ・コンチェルト

コンチェルト(Concerto)は、本田技研工業がかつて生産・発売していたセダン型の小型自動車である。
== 概要 ==
1980年代ホンダが技術提携していた、英国のオースチン・ローバー・グループ(ARG、後のローバー)と共同開発した車種で、シビックアコードの間の車格という位置付けの車種であったが、ヨーロピアンスタイルの性格が色濃く出ているクラスレス車であった。当時3つあった販売チャネルの一つクリオ店で取り扱っていた。
ボディバリエーションは、4ドアノッチバックセダンと5ドアハッチバックセダンの2種で、ともにいわゆる6ライト・ウィンドウの側面窓配置を持ち、プレリュードに代表される巾広で背の低い乗用車を作っていた当時のホンダらしからぬ、車高が高くボンネットの長い、セダンらしいスタイルをしている。
日本仕様を日本国内で生産し、欧州仕様は英国のARGで生産するという、初代レジェンドと同様の生産・販売の体制をとっていた。日本仕様のサスペンション形式は4輪ダブルウィッシュボーン式であるが、欧州仕様はARGが開発したストラット式のフロントサスペンションを採用していた。
なお、欧州仕様には当時のARG車と同じ「ARR」から始まる車台番号を与えられていた。さらに、ARGでは「ローバー 216/220416」という3ドアハッチバック、5ドアステーションワゴンや2ドアクーペカブリオレなどが存在し、コンチェルトとは姉妹関係にあたる。
搭載されるエンジンは、シビックに積まれていたD15B型及びZC型を採用している。
駆動方式はFF及び4WDであり、上位グレードの4WDには、トルクスプリット型ビスカスカップリングABS (当時の名称は4wA.L.B.)を融合させたINTRACという機構を採用していた。なお最上級グレードの「JX-i」では4輪ともディスクブレーキが採用されていたが、4WD仕様はリヤがドラムブレーキとなる。
上位グレードの装備はフルオート・エアコンディショナー、1.6Lクラスでは初となる運転席電動パワーシート&ランバーサポート、4スピーカーオーディオ&オートアンテナ、キーレスエントリーシステムなどが標準である。さらに4ドアセダンには本革シートもオプションで用意された。
警察の捜査用覆面パトカーとしても導入されていた。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホンダ・コンチェルト」の詳細全文を読む




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